きちんと洗濯したはずなのに、
1年経つと浮き出てくる黄ばみ、アク…
ああもうイヤだなー、
どしどし洗濯するしかないじゃないのさ。
というわけで、ここ1週間で7枚もの着物を洗濯しています。
毎日眠いです。
昨日洗濯したのは祖母フミヱに縫ってもらった麻混のポリ着物。
反物の状態で見つけ、花模様のかわいらしさに衝動買いしたものの、
ヤケが広範囲にわたっていて自力ではどうにもならなかった1枚です。

ペン画+水彩画みたいなお花がかわいい〜。
生地にはポコポコとフシがあって、紬の雰囲気を出しています。
この難物をフミヱ工房に持ち込んだところ、
ヤケた部分は掛け衿の下と下前のおくみに回して仕立ててくれました。
ブラボー!!
しかし地色が白なので、下に回されたヤケ部分がうっすら透けるんですよ。
困った私は、漬け置き漂白。
おおお…チャレンジャー…
ってほぼポリだし。

洗っている最中に水が黄土色になってきて、
「あ、ヤケた部分がキレイになってるのかな?」と期待してしまいました。
それにしてもポリ+麻って…手洗いしていると手がヒリヒリしてきます。
これは下に長襦袢を着ないと着られないかもしれない…
完全に乾いたら確認しようっと。
また単を手洗いしてみました。

手触りは紬…?綿…?(手は柄の大きさとの比較用です)
もしかしたらウールか化繊が入っている…?
チクチクしないから毛は入ってないと思う…。
そして裏と表は同じ柄なのですが、裏がちょっと薄い色。
プリントではなさそうなんだけどな。
要するに、絹っぽいけど混紡っぽくもある単でした。
洗面台に水をたっぷりはって、エマールをほんの少し。
何度か押して浸透させて、10分くらい漬け置きしました。
漬け置きした後、また軽く押し洗いをすると、
水は黄色っぽくなり、いつものように
樟脳のような、クリーニングのドライ溶剤のようなイヤな臭いが…
3度水を替えてすすぎ、洗濯機で軽く脱水、着物ハンガーにかけて干しました。
生乾きの状態でアイロンをするといいのでしょうが、
やっぱり眠くなって寝てしまう(笑)。
目覚めるとパリっと乾いていました。
うん、この乾き具合、絹っぽい。

でもあまりシワがないから、混紡っぽい。
↑結局のところ洗う前と洗った後の感想が一緒だった(笑)。
気になっていた汚れはあまり落ちていなかったですが、
全体的にさっぱりしてくすみが取れた気がします。
やっぱり、水であらうと気持ちいい…。
この後、調子付いて阿波しじらを洗ったのでした。
単と帯なら何でも1枚300円、というクリーニングがありました。
ええ、過去形です…
洗いたいな〜、と思うものがいくつか出てきたので、
仲介してくださる骨董店の女主人にたずねると、
「1枚1000円ね」ですって。
え、えええー!!?
原油高で3倍以上に跳ね上がったの?!
ちょっと引いていたら、
「前は懇意にしてるお店の近所に住んでたんだけど、
もうあっちは引き払っちゃったから、行く用事がなくなったのよ。
原油も高くなっててお店も大変だろうし、あとはガソリン代とか手間賃ね」
あ、なるほど、解りました。
でも、その金額なら着物専門のクリーニング屋さんに頼んでも変わらないような…
うーん…
とりあえず、お試しってことで何枚かお願いしてみようかな…
「アイロンはぴちっとかかるけど、着物専門じゃないから、
キセはなくなってたりするわよ」と言われていたので、
自分じゃ洗えない、そう惜しくないものをより分けて…

下から、くすみが気になる洒落袋帯、色落ちが心配な絽の襦袢、
縮みが心配な御召をお願いすることに。
一番上の帯は、しなくてもいいんじゃないの?と言われたのでやめときました。
さてさて…仕上がりはどうなるでしょうか…
想像ですが、御召がプレスでテッカテカになってそう(笑)。
って笑ってる場合か…?ドキドキ!
結果はまた後日…
涼しくなると、無性に手仕事がしたくなります。
いい季節になりました。
というわけで、絞りの手ぬぐいを作ろうと思い立ちました。
さらし木綿を手ぬぐいの長さに切って、
チャコペンで好きな模様を描き、線にそってぐし縫いをします。

最初、栗の皮で染めようとして、思ったような色にならず、
ウコンに乗り換えたものの、木綿は上手く染まらないようで…
結局ダイロンを2色くらい混ぜて染めることに。

やっぱり発色がいいなあ。
初めての絞り手ぬぐいは、まあまあな出来でした(笑)。

ハートのクローバー模様はわりと評判がよかったです。
また作ろうかな…
新しく『お手入れ専科』のカテゴリーを作りました。
お直しにするかお手入れにするか迷った結果、
「ほとんどが「着物をおうちで洗ってみた」って記事だから、
『お手入れ』でよかろう」ということに(笑)。
お手入れといいながら、足袋や半襟を染めたりしています。
いつか「着物から帯を作りました!」といったような
『お直し専科』が作れたらいいなあ…
がんばります。