きもののひ

着物にまつわるあれこれを綴ります。

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着物を着た時に寒いのが首と腕と脛(スネ)。
抜いた衣紋と袖口足元からスースーと風が入ってきます。
首はマフラーをぐるぐる巻きにして、
腕は手袋と五分袖のBABAシャツで、
足元はレッグウォーマーでがっちり守ります。

手袋はピチっとしたものが好きで、
持っている手袋はほとんどが写真のようなマドモアゼル手袋(笑)。

手編み風の乙女ミトンも好きで、薄手のものを2つ持っています。
でも断然マドモアゼル。
こういった手袋をつけているともう淑女気分です(なんて安上がり)。

編み物が得意だったらあれこれ編んでみたいなあ、
と思いはするものの、いかんせん編み物は鬼門。
和裁や洋裁は気合でこなせますが、編み物だけは無理。
まずあの記号みたいなのがダメ。

高校時代、編み物をしたことのないクラスメイトが、彼にプレゼントするために
5本指手袋に挑んでいるのを見て(しかも上手)心底感心しました。

ちなみに私は友達(女子)に手編みのマフラーを貰ったことがあります。
こそこそ編み物をしているから、てっきり彼にあげるのかと思っていたら、
ある日おもむろに「あげる」と…。

おそらく彼用を編む前の練習だったのだと思うのですが(そうに違いない)、
真意はわからないまま、今でも仰天の思い出として胸にしまってあります。
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昨年、友人の結婚式の時に着た振袖です。
振袖を持っていないのでレンタルしようと考えていたのですが、
伯母が「うちのを着ればいいじゃない」と気前よく一式貸してくれました。

聞くと私と同い年の従姉妹が成人式で1度着たきりだったとか。
もったいない…。
同じような理由でに箪笥に眠っている振袖が日本にはどれだけあるんだろう…。
きっといっぱいあるんだろうなあ…。

実は3、4年前から着付けを習っているので、
腕試しに自分で着てみようと思い地味に練習をしていました。

振袖の着付けは袖が長いのと伊達襟があるくらいで、
いつもの着付けそれほど違いはないのですが、
さすがにふくら雀を手結びするのは不可能なので、
あらかじめふくら雀の形を作って背負う(?)方法で帯を結びます。

こういうところが改良枕のいいところですね〜。
確か、改良枕が世に出たのは東京オリンピックの頃。
コンパニオンたちがひとりで振袖を着られるよう考案されたんだそうです。

で、一式借りた振袖を着付け教室に持ち込んだのですが、
そのまま着るのではなく小物を変えてコーディネートしてみようと思いました。
しかし先生に止められ断念…。
それならばせめて帯締めを藤結びにして華やかに!と思って結んでみたところ
「…あなたにはシンプルな方が似合っていますよ」
とやんわり止められ普通の結び方に。

藤結びだって昨今の帯締めアレンジの中では充分地味だというのに!!

まあ…よくわからないヘンテコ帯まわりスタイルが
似合うタイプではないと自分でも気付いているので、
歯向かう事もなく粛々と着付けました。

絞りが多用してあるデザインの振袖だったので、帯揚げは縮緬。
乙女の夢の「総絞りで入り組み」はいつできるのでしょうか…。
いつかきっと総絞りの帯揚げを入り組みにして振袖を着てやる…(執念)。
でも年齢ヤバイ…(焦燥)。


そんなこんなで当日を迎えたわけです。
髪の毛も自力でアップにし、卒業式で使った髪飾りをつけました。
…振袖は借り物で髪の毛と着付けも自力…なんて経済的な娘なんだろうか…。

当初は美容院に行く事も考えていたのですが、
着付け教室のおばさまたちが
「娘は胸にたくさん綿を詰められて苦しかったみたいでもう着たくないって言うのよ…」とか
「してもらった髪型が気に入らなくてふくれちゃって…」なんて話を聞くと、
お金まで払ってそんな目に合いたくないなあ…と思うのと、
気に入らない髪型や帯結びにされたとき、
ものすごく機嫌が悪くなりそうなのが怖かったので、
自分ですることに決めたのでした。

「帯はふくら雀にして下さい」とか
(帯が可哀相なくらいシワシワになる現代風の帯結びが苦手…。でも羽が左右対称になる帯結びは面倒らしい)
「あまり締めつけないで下さい」とか
「髪の毛先ははねさせないで下さい」とか、
してくれる人に注文するのもストレスですし…。

いくらでも出すから素敵にして頂戴、って一度でいいから言ってみたいんですけどね…。
このままじゃ「器用貧乏」街道まっしぐらだよ…。やだなあ…。


結果は写真の通り。
おはしょり長い…もう少し丈を長く着つければ良かったかな…
長い帯板を用意すれば良かったかも…。
と反省点は多いですが、初めてにしては上出来だったと思います。

襟元もきちんときまっていたし、
伊達襟も「5ミリしか出ないでよ!!(上品に見えるのが5ミリだと本にあったので)」と
きつく言い聞かせていたからか綺麗なままでいてくれましたし(笑)。
着付けの先生や生徒さんたちにも襟元が綺麗だと言って頂けたので、その点は良かったかな。

晴れの日には、白い襟を普段よりも気持ち多めに見せた方がいいんだとか。
自分で加減しながら着るので苦しくならず、披露宴でのお料理もほぼ完食。
まったく振袖乙女にあるまじき食べっぷりでした。

後日、この日の写真を伯母に見せたところ
「うちの子より似合うわ〜」と返答に困る感想を無邪気に述べてくれました…。
そ、それはよかった…(汗)。

着付け教室の人たちは、一緒に写っている友人たちのシックでモダンな振袖が気になるようでした。
落ち着いた色が流行だったのか、薄暗い式場に馴染んでしまって少しもったいないわねえ、
というのがみなさんの感想。

やっぱり親世代は赤やピンクなどの明るい色の振袖を着て欲しいみたいですね。 このページのトップへ
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帯留めにしようと思い、小さな木彫りのリスブローチを購いました。
今まで、帯まわりに関しては根付け以外に興味がなかったのですが、
これはとってもかわいいな〜。
が、よくよく考えると今の時期リスは冬眠中。
暖かくなるまでまでお預けですね。身につける日が待ち遠しいです。 このページのトップへ
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去年、やっとこさカタチになった時雨下駄です。
時雨下駄とはその名のとおり時雨れたときに履く下駄のこと。
つま先が濡れないように爪皮がついています。

台はリサイクルショップで見つけたもの。
未使用で福助製のしっかりした台だったのですが、
すげてあったビニールコーティングの鼻緒が劣化してボロボロ。
このままでは履けないので、いい鼻緒を探し続けていました。

そして見つけたのが別珍のものです。
白黒の市松模様と裏の山吹色が下駄の台の模様にも合っていて、
お気に入りの下駄になりました。

ただ、鼻緒をすげてくれるお店が見つからなくて、
帰省したときに地元のお店に持って行きました。
昔ながらの商店街にある履物専門店で、
店番をしているおばあちゃまがすげ替えてくれたのですが、
出来上がった下駄を見せながら「いい下駄ができたよ〜」と言われたのが嬉しくて。

しかし持参した鼻緒は古いもののようで、
今のもののように丈夫な化繊の紐(?)を使っていないから、
ひょっとすると切れるかもしれないと言われてしまいました。
大事に履こう。

実は少しきつめにすげてもらったら、別珍足袋を履いた足が入らない…(笑)。
暮れに帰省したらまたゆるめてもらいに行かないといけないようです。


今まで歯が細い下駄が「時雨」だと思っていたのですが、ネットショップなどを見ると、
爪皮をつけている下駄をひっくるめて「時雨」と呼んでいるようです。
あの細い歯にはどんな理由があるんだろう…。

露天骨董屋?のおじさんは、歯の細い毛皮の爪皮がついた古めかしい下駄を指して
「雪が降ったときに履くんだ。昔は犬の毛(リアルファー?!)を使ってたんだぞ」
と話してくれたのですが…。 このページのトップへ
着物で散策05

11月下旬に着付け教室の人たちと毎年恒例の「秋の散策」をしました。
散策といっても紅葉を背景に写真を撮ったり、
お茶を飲みながらおしゃべりしたり、というくだけたものです。

お行儀の悪い写真は散策の後に友人とお昼を食べたときのもの。
おろしたてだったせいか帯締めがズレちゃってますね。

今年はクリーム色の地に菊、桔梗、萩、蝶が飛んでいる小紋に、
チョコレート色の地にピンクの七宝紋の刺繍がしてある帯を合わせました。
帯揚げはピンクの絞り、平組みの帯締めもピンクです。
半襟と足袋は白で草履は赤。
紅葉柄の羽織とショールも用意していたのですが、暖かかったので着ませんでした。

お気に入りの羽織なのに着られる時期が限定されてしまいなかなか出番がありません。
いつになったら着られるのかな〜。
この着物も出してみたら秋の花の柄だったので、春には着られないですね。

出掛ける準備を教室でしていたとき、
生徒さんの一人に「あなたの着方が好きなの」と誉めて貰いました。
お茶を習っている人なので余計に嬉しかったです。
これからも精進せねば。


お昼を食べた後は「KITTY EX.」というキティ生誕30周年記念展へ。
キティに興味があったわけではなく、
たまたま無料招待券を頂いたので散策がてらに行ってみたのですが…
予想以上に面白い!!

着物を着た妙齢の女子2人がキティ石(たくさんの手の平大の石ころにキティの顔のペイントがしてある)
喜喜として並べている姿はちょっと変だったかもしれませんが…。
この日はあちこち歩き回って疲れたけれど、とても充実した一日でした。

着物で散策04

これは昨年の散策の着物。
レンガのような赤茶色にオリエンタルな柄の着物と、小さな花のような刺繍の帯。
帯揚げ、帯締めは紫です。あらためて見ると地味ですね。
今年も去年も「いくつになっても着られる帯と着物ね」と言われてしまいました。
若々しい装いが苦手というわけではないんだけど。
ブレているのは写真撮影が苦手な人に撮ってもらったからです(笑)。 このページのトップへ

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