
以前、着物のネットショップの懸賞に応募したところ、帯締めが当たりました。
もちろん嬉しかったのですが、気がつくと同じような色の帯締めがいくつも…。
もうケースには収まらず、あふれかえっています。
巷では帯締めのフサ(?)が絡んでもじゃもじゃにならないように、
プラスティックの筒状のケース(?)に収めたり、
和紙で包んだりするようですが、私は本で見つけた楽チンな方法を活用しています。
それは『帯締めを軽く結び、その結び目でフサをおさえる』というもの。
これなら結び方を覚えるだけで道具の必要もありません。今度また結び方をアップしたいと思います。
今日は初釜のおすそわけを頂きました。
表千家なのでお菓子は「常磐饅頭」。
常緑の松にちなんだ緑色の餡と、
雪に見たてた白い皮がとても綺麗です( 裏千家では「花びら餅」になるそうです)。
作法を知らないので、いつもティータイム感覚で頂いています。
黒文字がないから手で割ってるし(笑)。
ああおいしい…(至福)。
着物を着るようになって、
茶道を習ったら所作が綺麗になるんだろうなあ…と思いはするものの、
着付けの先生に誘われてお茶会に行ったり、
茶道教室に行っている人の話を聞くと、
お付き合いとかが大変そうでねえ…。
ほんとに学生時代に部活やサークルでしておけば良かった、
と悔やまれてなりません。

友人が遊びにきていたので、ここぞとばかりにあちこち連れまわしてしまいました。
寒かったんですが歩く事を厭わない人間だったので一安心。
着物に興味がありそうだったので、顔見知りのお姉さんがいて、
時々のぞくアンティーク着物屋さんに行きました。
店内の照明が暗くて状態がよく判らないので、着物を買うことは滅多にないのですが、
外の籠に入っている投げ入れ商品(?)には掘り出し物があるので血眼で掘りかえします。
前に載せた、一昨年の散策の着物もこの投げ入れ籠から探し出したものです。
今回の収穫は反物。当時の「特価2300円」という値札つきです。
投げ入れ価格の1500円でした。
「ちょっと高いなあ…」と迷っていると
「え?元値2300円?じゃあ1000円にしてあげる」と言われたのでお買い上げ。
未仕立てで絹じゃないものに1000円以上は出せないですよね。
トランプのような柄がかわいくてお気に入りです。
貼りつけてあった古いシールには
「西陣特選シルクウール あたご紬」「西陣ウール御召」の文字が。
…シルクウール、紬、ウール御召…これってそれぞれ違うものじゃないの?
私の知識では収拾がつきません…。ちなみに素材は
◆縦◆
毛 86%
ナイロン 14%
◆横◆
絹 39%
レーヨン 44%
ポリエステル 17%
自宅で洗濯できるのかしら…(これ重要)。
お姉さんが言うには「1反はあると思うよ」…でもかなり厚手の布だし、
それが巻いてあるにしては細い気がする…。
長さがあるといいんだけど…。これは迷わずフミヱ工房行きですね。


母方の祖母は手先の器用な人で、喜寿を迎えても手芸教室に通ったり、
編み物をしたりと常に手を動かしています。
私が着物に興味を持ち始めてからは、和裁や機織りの話をしてくれるようになりました。
私の故郷は絣の産地で、特に絵絣が有名だったようです。
物がない時代、機織りができない娘は嫁に行けない、とまで言われていたとか。
例に漏れず祖母も機織りをし、その腕はかなりのものだったそう(自称)。
戦後「食べていけるから」と農家に嫁いだ祖母は、農閑期には機織りをしていたので、
農家の嫁なのに縄をなった記憶がほとんどないと話していました。
「いい腕をしていたからね」と自画自賛の嵐です…。
さすがB型(しかもRh−B 笑)。
曾祖母は早くに母親を亡くしたので機織りができず、
祖母が教えて一緒に機織りをしたんだそうです。
その時に作ったという絣の着物が蔵から出てきたのでもらったんですが…
ちっちゃい…つんつるてん。完全に普段着だったんでしょうね。
絣の普段着は最終的にもんぺになったりして履きつぶしてしまうから、
綺麗な状態で残っていたのが不思議です。
何か思い出があったのかもしれません。
何十年も経っているというのに、藍は目に鮮やかでした。
藍は時間が経つほどいい色になる、というのは本当だったんですね。
祖母の着物の話を聞いていると、なんだか違う世界の話のようでとても興味深いです。
娘時代、機織りをして反物にし、
それを好きな色に染めてもらって自分で仕立てた「牡丹色の道行」。
私たちがファッション雑誌を見るように、祖母は染めの見本帳を見ていたのでしょうか。
祖母の着物はもう失われてしまい、話の中の着物をこの目で見ることができないので、
余計に現実離れして聞こえるのかもしれません。
でも、東京に進学していた娘の卒業式に着るつもりで出した着物が派手で、
地味な着物(3月だから当然袷)を1晩で仕立てた。
という話は女の意地と根性が感じられてとっても身近なカンジ(笑)。
写真の着物は最近の祖母作。
シルクウールの着物です。
ウール混だから虫食いができていて、どうにかごまかして仕立てて!と無茶を言ったんですが、
虫食い部分を肩当にするという小技の利かせよう。
昔の人の無駄にしない精神が見えます。
娘らしい着物でお気に入り。
…ですが、ちょっと裄が短いよ〜長襦袢出ちゃうよ〜。
そして褄の三つ折りぐけがちょっと甘いかも〜。
ミシン仕立てでよかったのに、近所の和裁士さんに
「シルクウールは手縫い!」って言われたらしくて頑張ってくれたみたいです。ありがとう。
そして色ヤケがあった花菱の浴衣。
白×紺の着物に憧れるお年頃だったので自分で仕立てようかと思って買ったのですが、
そういえば私、柄合わせができない…(致命的)。
困った時はフミヱ工房!(祖母の名から)
妙齢の孫が持ってくる地味〜な死蔵品の色ヤケ反物を見て
「娘らしい色にしたらいいのに」といいながらも、
会いに行くとバッチリ背縫いで柄を合わせて仕立ててくれているのです。
3日、新年の挨拶に行った時も、浴衣が2着、
ウール着物とモスリンの長襦袢ができあがっていました。
祖母は、私が普段着の仕立てを頼むものだから、10数万もする高級ミシンを
「(長男の)嫁さんも使えばいいしね」と買ってしまったそうです…。
ちなみにB型6人、AB型1人、A型1人のありえない血液型バランスの一家。日本なのに。
なにはともあれ、ありがたやありがたや、です。
あけましておめでとうございます。
昨年末は年賀状用の着物ブライス写真を狂ったように撮りまくっていました…。
黒い着物一式は手作り。
見せびらかしたくて(笑)クリスマスに間に合うように必死に縫いました。
新年にお披露目できて嬉しいな〜。
まとめ髪も日本髪風とハイカラさん風、モダンな横おだんごと色々試して楽しかったです。
ぴったりの布が見つかったらまた縫ってあげたいですね。