帯締めの房がもじゃもじゃなのって、嫌ですよね。
スチームをあてるとクセは直りますが、
もじゃもじゃを防ぐためにいちいち和紙でくるんだり、
専用のケースをはめたりするのって正直面倒くさい。
そんな(典型的B型の)私の、
和紙やケースを使わない帯締めの房の始末法です。

1.帯締めを半分に折り、2つの房を手前にして持ちます。
2.下に垂れている部分を、手の甲側から房の上部へ持ってきます。
3.持ってきたところを、房の上部から輪を作るようにして後ろへ回し、作った輪に中程を通します(完全に通さないように)。

4.するとこのように房の上部に結び目ができます。
5.結び目の上の輪と、下の輪の長さを調節しながら、結び目を締めていきます。
6.房の部分を結び目にずらし、固定したらできあがり。
簡単でしょう!
これでもじゃもじゃから逃れられますよ。
ただし、固い帯締めや、平組みの帯締めには適さないかも(笑)。

今日の茶の湯のお菓子は「さくら」です。
開花宣言はまだの当地ですが、こんな桜もオツなものです。
…午後になって急に天候が崩れ、外は強風、雨も降っています。雨が強くない時間に外出したら、口の中がジャリジャリいいましたよ!変なお天気…。桜のつぼみが心配です。
もうすっかり春めいてきましたが、
冬と夏の話。
高校時代、秋の気配を感じ始めると同時に級友たちが動き出していました。
そう、乙女の必須科目『手編みのマフラー』です。
自分で身につけたり、贈り物にしたり、冬ならではの最強アイテム。
編み物がまったくダメな私は、ハナからやろうともしませんでしたが、
彼女たちは本気でした。
編み物をしたこともないのに、恋人のために5本指の手袋をキレイに編み上げている級友を見たときは、心底感動しましたよ…。
あれは「青」のつかないモンゴル力士が、相手を寄り切りながら、
相手が土俵から落ちないように、背中に回した手に力を入れていたのを目撃したのと同じくらいの感動でした(わかりにくいよ)。
あの感動をもう一度!
私も乙女になりたいのッ!
そして…
私は…
やりました…やりましたよ…
手編みのマフラー、
ではなく、
手縫いの…
浴衣…
「一針一針…愛憎込めて縫い上げました…☆」
何某さんは思ったでしょう。
「いっそ素直に呪ってくれ」
とね…(望遠)。
私が思い描いていた乙女になれたかというと、
微妙…
ですよねー。
数年前、リサイクルショップで見た染めの帯が忘れられません。
ピンクと淡い水色と、薄い黄色も入っていた、梅柄の帯。
数回通って、何度も手にとって、迷って、
迷っているうちに誰かのものになってしまった帯。
迷わず買っておけばよかった…!
思い出すだけでも悲しい気持ちになります。
でも、うちの子にならなかったということは、
もともと縁がなかったのかもしれません。

これは、先日うちの子になった紬の洒落袋帯の反物です。
反物を広げて、一目見て気に入って、
「でもこれ裏をつけなきゃ締められないな…」
と思った瞬間、裏地の反物が目に入ったという代物。
ピン!ときて、購ってしまいました。
早く仕立てて結びたい…!
明るい色の紬に合わせたらかわいいだろうな〜。

こちらの帯は知人からの頂きもの。
遠縁の方の形見分けだったそうです。
反物の状態だったので、フミヱ工房に持っていきました。
張りのある厚手の生地なので、
芯を入れずに松葉仕立てにしてもらう予定です。
こうしてみると…私の持っている帯ってちょっと地味?
私の通っている着付け教室の先生は、
おっとりとした品のいい方。
おそらく還暦は迎えられているはずなんですが、
お肌がびっくりするほどツヤツヤです。
お茶も教えていらっしゃるからかもしれません。
ほら、抹茶って茶葉を粉にして飲むから、
抽出液を飲むより効果があるのかもしれない…。
そんな先生がある日着物姿で持って来られたのが
京都の一澤さんの帆布トートバッグでした。
すごい…若い…
お茶の世界は格式があってこそ、なんでしょうが、
先生はONとOFFがちゃんと分れていて、
遊び心を忘れないっていうのが感動的でした。
今、一澤さんはゴタゴタされているようで、
なんだか少し寂しいです…。
わたくしめ、またやってしまいました…。
お彼岸で帰省していたため、地元の骨董店に行ったところ、
ときめく反物を見つけてしまったの!

この桜に流水、地紋が匹田の反物は、
古〜いラベルに錦紗とあったんですが、
虫食いが多いので多分ウールとの混紡。
あまりにも乙女なかわいい色味に参ってしまいました。
がんばって自分で縫ってみようかなあ…。
でも桜柄だから袷にしなくちゃならないのか…。
シルクウールは単に仕立てても3シーズンはいけるらしいけど、
桜だと春先にしか着られないもんね。
こちらはダリア柄の錦紗。
感触からいって多分正絹…でしょう。
錦紗は他の生地に比べて薄手なんですが、
この反物に描かれているのはダリア。
ダリアの花期は7月から10月…。
こんな薄い生地、単に仕立てたら裂けちゃいそうだよ。
じゃあこれ、いつ着るの…?
着付け教室の人は「よそゆき派」だし…
先生にいたってはお茶の先生でもあるから「本格派」だし…
どうしよう…誰に尋ねよう…
こんなときは「きものであそぼ」の遠藤瓔子先生に尋ねるべし!!
こうして、質問のメールを送ったところ、
その日のうちにお返事を下さいました。
着物初心者にとってこんな心強いことはありません。
『夏の花も、5月に早々と着るために使うこともあります。
錦紗は単衣に仕立てるとお尻が皺だらけになり取れません。
また、汗がつくと輪じみになります。』
そうか、新春に着る梅柄の着物のように、
季節の先取りをするんですね。
この反物、知人のツテを頼って仕立てようと考えていたので、
仕立てる時に注意する点をお聞きすると…
『古い錦紗は伸び縮みが激しいので、うまくつり合いを取りながら縫います。へら跡が必ずずれてきます。そのつり合いの仕方を知らないひとは苦労するでしょうし、途中で投げ出すかもしれません。経験のないひとにはまず無理です。』
…そ…そうなんですか…。和裁学校を出て間もない、
顔見知りの後輩さんにお願いしようと目論んでいたのですが…。
ちょっとキビシイかもしれません。

そして幾何学模様の紬。
これ、後でよく見たらシミがあったんですよね…。
くやしいなあ・・・。
くやしいけど、明るい色の紬が欲しかったからよしとしよう…。
似たような地色の紬(花柄)、持ってるけどよしとしよう…(笑)。
紬の反物は湯通ししなくちゃならないので、
悉皆屋さんにお願いしなくてはなりません。
う〜ん…しつけのついた未使用の紬着物を買った方がお安かったかも?
懲りずにたくさん買いこんで、私はどうしたいんだろう…。
『もうこれは自分で縫わなきゃ始まらないだろ!』
という状況に追いこみたいのかもしれません。
そういえば課題も仕事もギリギリにならないとしないタイプでした。

一緒に着付けを習っている友人が、
なかなか取りに行けなかった11月の散策の写真を預かってくれていました。
クリーム色の小紋にチョコレート色の帯が私なのですが…
ハリのある帯だったので、お太鼓がやたら四角い…。
ランドセル背負ってるみたい…。
それに、帯、上すぎ?
普通の若い子が地味な着物で帯を下めに締めていると、
老婆みたいで違和感があるんだけど…。
(最近は年配の方もあまり下に締めてないように思います。
日常着をあまり着なくなったからかな?)
こうやって自分の見えない角度から撮られた写真って、
本当に勉強になりますね!
一緒に写っている友人の帯は、
白地に銀で蔓、薄い桃色で葡萄が織られたもの。
お母さんから譲られたという、とても素敵な帯なのです。
なんということでしょう。
ファイルの画像を誤って消してしまいました…。
やっぱりバックアップしておくべきだったよ…。
間の悪いことにデスクトップに保存しておいた画像を
つい昨日整理したばかりだったの!
打ちのめされてフラッフラです。
現在、画像が見られない記事がありますが、
近いうちにできる範囲で復活させたいと思っています。
今しばらくお待ち下さい…。
春になると可愛くて優しくて
元気の出る色合いのものが欲しくなりますね。
というわけでまた買ってしまいました…。

地紋が麻の葉で、ところどころ絞ってある鮮やかな朱色の羽織です。
ふと気付くとおばあちゃんみたいな色の着物ばかりで、
鮮やかな色のものが欲しくなってしまったのです。
と、春に向けて羽織が半額になっていたので…。
緑の御召しや渋い縞の紬に合わせようかな〜。

クリーム地に水彩画のようなタッチで植物?が描かれた羽織。
これは手芸用にするつもりで購入しました。
ほどいて半襟か…帯揚げか…案外作り帯にしても良さそう。

金と黒と桃色の…波?模様のような刺繍の帯です。
春っぽくていいかな、と思って。
シンプルな帯なので小物で色々遊べそうです。
4日に着付け教室の食事会があって、
久々に着物を着ることができそうだったんですが…
仕事…!!
仕事があったの!!
もう去年の11月末から1度も着物を着てないよ!!
随分暖かくなってきたので、
友人と連れ立って散策を楽しみたいものです…。
今日はひな祭りです。
私は父方の初孫ということで、
緋毛氈の七段飾りの前に鎮座している写真が残っています。
(こういうものって母方が買うものらしいですけどね)
が…小4まで団地で暮らしていたので、
私の七段飾りが日の目を見たのは多分…2回くらい…。
なんて勿体無いお買い物!!
妹の三人官女までいるケース入りのお雛様はよく見かけました。
絶対こっちの方が使えるって。
七段ともなると
「右大臣と左大臣ってどっち!?」
「左がえらいんじゃないの?」
「じゃあ爺さんの方が左大臣?」
「この家具みたいなのの順番は?適当?」
といった問題が次々に出てくるわけで…
…結局人形屋さんのチラシを見ながら飾り付けたような記憶がある…。
そう、お内裏様とお雛様の並び順、今と昔とでは違うんですって。
天皇皇后両陛下が西洋の習慣に合わせて並ばれるようになってから
変わったんだそうです。
…なぜそんなことをしたんだ…。
こういう話を耳にするたびに残念な気持ちになってしまいます。
日本の伝統っていいもんだよ?多分。
お葬式(とは言わないでしょうが)でも皇族の方たちは洋装で。
宮内庁の人たちが平安時代みたいな装束を纏っているから違和感が…。
どうして洋装って決まりができたんでしょう。
気になります。

この写真は七五三の時のもの。
子どもの着物にしては珍しく黒い絞りに大きな牡丹(?)柄です。
なんていうか…箱迫を入れる場所、間違ってると思う…。
この着物を着たときの記憶があります。
私のとき(3歳)か妹のとき(私5歳)か、定かではないですが、
とにかくつけてもらった口紅が気になって気になって、
ずーっと扇子の頭で口紅をこすっていました(笑)。
実はこの着物、人絹です。
「柄が気に入ったから」と母は言っておりました。
確かに妹の朱色の着物(正絹)よりもオシャレ。
でも叔父の結婚式に出席したときに着崩れがひどくて往生した記憶があります。
併設のカフェのおばさまに直してもらいましたもん(笑)。
人絹だからとか正絹だからとかいうより、暴れ過ぎだったのかもしれませんが…。
先日、押し入れの整理をしていた父に
「お前たちの帯の箱(子どもだからつくり帯)はここにあるからな。
また使うときはここから出せばいい」
と自然な口調で言われ、
「いつの間に娘を産む設定になってたんだろう…」
と妙な気持ちになりましたよ…。
孫娘が欲しんですかね、父は…。
適齢期の娘を2人も抱えるとちょっと変になっちゃうんでしょうか、
男親って。
女子から見て人身御供的な結婚制度には疑問を感じる今日この頃ですが、
かわいい父なので幸せにしてあげたいですね。
がんばれよ妹!