お彼岸で帰省していたため、地元の骨董店に行ったところ、
ときめく反物を見つけてしまったの!

この桜に流水、地紋が匹田の反物は、
古〜いラベルに錦紗とあったんですが、
虫食いが多いので多分ウールとの混紡。
あまりにも乙女なかわいい色味に参ってしまいました。
がんばって自分で縫ってみようかなあ…。
でも桜柄だから袷にしなくちゃならないのか…。
シルクウールは単に仕立てても3シーズンはいけるらしいけど、
桜だと春先にしか着られないもんね。
こちらはダリア柄の錦紗。
感触からいって多分正絹…でしょう。
錦紗は他の生地に比べて薄手なんですが、
この反物に描かれているのはダリア。
ダリアの花期は7月から10月…。
こんな薄い生地、単に仕立てたら裂けちゃいそうだよ。
じゃあこれ、いつ着るの…?
着付け教室の人は「よそゆき派」だし…
先生にいたってはお茶の先生でもあるから「本格派」だし…
どうしよう…誰に尋ねよう…
こんなときは「きものであそぼ」の遠藤瓔子先生に尋ねるべし!!
こうして、質問のメールを送ったところ、
その日のうちにお返事を下さいました。
着物初心者にとってこんな心強いことはありません。
『夏の花も、5月に早々と着るために使うこともあります。
錦紗は単衣に仕立てるとお尻が皺だらけになり取れません。
また、汗がつくと輪じみになります。』
そうか、新春に着る梅柄の着物のように、
季節の先取りをするんですね。
この反物、知人のツテを頼って仕立てようと考えていたので、
仕立てる時に注意する点をお聞きすると…
『古い錦紗は伸び縮みが激しいので、うまくつり合いを取りながら縫います。へら跡が必ずずれてきます。そのつり合いの仕方を知らないひとは苦労するでしょうし、途中で投げ出すかもしれません。経験のないひとにはまず無理です。』
…そ…そうなんですか…。和裁学校を出て間もない、
顔見知りの後輩さんにお願いしようと目論んでいたのですが…。
ちょっとキビシイかもしれません。

そして幾何学模様の紬。
これ、後でよく見たらシミがあったんですよね…。
くやしいなあ・・・。
くやしいけど、明るい色の紬が欲しかったからよしとしよう…。
似たような地色の紬(花柄)、持ってるけどよしとしよう…(笑)。
紬の反物は湯通ししなくちゃならないので、
悉皆屋さんにお願いしなくてはなりません。
う〜ん…しつけのついた未使用の紬着物を買った方がお安かったかも?
懲りずにたくさん買いこんで、私はどうしたいんだろう…。
『もうこれは自分で縫わなきゃ始まらないだろ!』
という状況に追いこみたいのかもしれません。
そういえば課題も仕事もギリギリにならないとしないタイプでした。


