昨日借りてざっと目を通した本たち。
◆『御召 多様な美を織る 日本の染色13』泰流社 S51
マジョリカ御召はクリスタル御召とも呼ばれていたようです。
写真を見ると本当にキラキラ。
「新しい考えを持った若い人たちが御召を選び始めた…」
という記述があり、今と変わらないな、と思いました。
◆『日本のきもの 紬と絣』読売新聞社 1976
私が生まれる前の雑誌。
当時取材されている方たちも高齢でした。
もう作り手のいないものもあるかもしれません。
出身地の絣も2つ紹介されていましたが、
県名が上下逆になっていました。
定番・馴染みの仕打ちとはいえ、切ないです…。
◆『新編きもの随筆 森田たま随筆珠玉選1』森田たま:ぺりかん社 S57
旧仮名づかいで書かれているので、慣れない人は読みにくいかも。
文章は美しいです。
セレブリティが登場すると、一般人の私は遠い目をしてしまいますね。
こう、親しみがわかないっていうか…(笑)。
憧れるにも高嶺の花すぎて見えないっていうか…(笑)。
◆『芹沢○介全集 第十八巻』(着物・着尺・帯他)
芹沢○介:中央公論社(○は金へんに圭) S57
この本はとてもいいです。
古い時代の着物の写真がフルカラーでたくさん載っています。
昔のものは柄がダイナミックで面白いですね。
◆『きものと帯の組み合わせ きものサロンMOOK家庭画報特選』
指導・笹島寿美:世界文化社 2004
家庭画報らしいMOOK。
いつも思うんですが「着物でお稽古に」系のページにあるような
(お茶の先生とか舞妓さんとかじゃない一般の)人、見た事ない…。
どこに生息しているんだろう…。
初釜とかがある時は着物を着るってお茶してる人は言ってたけど、
いつものお稽古は洋服でしてるって言ってたし…。
でもこの本の需要があるってことはいるんだろうなあ…。
冠婚葬祭にはもってこいの本です。
◆『縞のデザイン わたしの縞帖』ピエ・ブックス 2005
やっぱり縞は私には早いかな…。「粋」よりも「はんなり」がいいです。
太い鰹縞の着物とか、格好いいんだろうけど…向かないだろうなあ。
女将(友人)なら似合そうだけど、なんといってもまだ若いよね。
ピチピチの鰹縞(旨そう…)もいいけど、20年後とかのが素敵よ、きっと。

蝶と牡丹?の髪飾りです。
蝶っていうより蛾っぽいお腹だな…。
骨董屋さんでひとめぼれして買ってしまったもの。
古いものではないのでお値頃でした。
飾り部分が重いのか、つけると不安定で落ちてしまいそう。
もっと髪の量があったら安定するのかな〜。
って私の髪、腰の手前まであるんですけど…。
画像の親指がやけに反っているのは、
歪みではなく親指の関節が二重関節だからです(多分)。
あらためてみるとなんか変な感じ…
そう、23日の記事が重複しているのを友人が教えてくれました。
どうもありがとう。
彼女はママが和裁士さん。
いいね〜。
おまけに着物を着ると大変身。
額を出すと「ママ!」「女将!!」「姐さん!!」って感じ?
浴衣を着てもこの騒ぎです。
蛾眉*と白目の多いアーモンド型の目が気迫充分なんだよね…。
(がび*蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。転じて、美人。
実際、人形雑誌に出てくるゴシック耽美系人形によく似た顔をしている、
完成度の高い顔立ちの所有者。下睫毛の生え際が素敵)
帰省したら着物でお出かけしたいなあ…。
ん?5月初旬って袷…?だよね…?
単のウールでもいいんならシルクウール着ようかな。
牡丹の紬はちょっと早い?
骨董店の奥さんが「単と帯ならなんでも300円!」という
クリーニング屋さんがあるって教えてくれたので、
単を着るのが怖くなくなりました。
どしどし着るぞ〜!
ん?単の帯って博多でいいんだろうか…。
ああ分らないことだらけだ…。
21日に書いた「銘仙の褄先の糸」の謎が解けました。

「きものであそぼ」の遠藤瓔子先生にお聞きしたところ、
『褄先から出ている糸ですが、
これは仕立てるときに褄先をきちんと処理するためにつけた糸です。
切るのを忘れたのでしょう。当然切って構わないものです。』
というお返事を頂きました。
ああ…スッキリ…。
ありがとうございました。
これは「俵屋宗達 伝 犬図」のハンドタオル。
こういうセンス、大好きです!
包装紙に「MOA美術館児童作品展の参加賞」とありましたが…
このあぶない瞳のワンコタオルを貰った
子供たちの感想が聞きたくてたまりません。

今日のひと仕事は「紬反物の水洗い」です。
例の、染みのある幾何学模様の紬なんですが、
元値は1万円ちょっと、買った値段も1/3以下だったので、
自分で洗うことを決意。
一応、端っこに水をつけて色落ちしないのを確認し、
エ○ールでじゃぶじゃぶ押し洗いしました。
よくすすいで軽く脱水し、ハンガーに掛けて干すことに。
12メートルありますが、5本あればこんな感じで干せますよ。

半乾きの状態でアイロンをかけようと思ったのですが、
寝てしまって起きたらパリッパリ(笑)。
結局スチームアイロンをかけて事なきを得ました。
意外と大丈夫なんだなあ…。
ただ、別の紬反物は色落ちが激しくて水洗いは無理そうでした。
あまり真似をしない方がいいかもしれません。
骨董店の奥さんにお願いしていた和裁の先生の件、
OKをいただきました!
嬉しい!!
当初は先生のお宅で教えてもらう予定だったのですが、
あれやこれやで骨董店の奥さんのお店で教えてもらうことになりました。
実は先生、数回お会いしたことのある方だったんです!
世間って狭い!
「和裁のできる人」と紹介されたのですが、
話を聞くと和裁学校で10年以上教えていらしたとか。
なお良いお話〜。
ただ、おふたりともお茶をされているので…
お付き合いがありそうな…予感…?
裏千家と…お煎茶…?
まあ…土日が休みじゃない職場なのでなんとか逃げられるかな?
そして…早速…教材?を…買うハメに…
頑張れば断れたんですが…
最初は「袖丈の直しとか、浴衣から」と言われていた先生が
「これはいいわ〜染め替えした反物だから、単に仕立てると素敵よ。
古いけどいい絹だし!」と絹モノなのに大乗り気になられたので…
教材費だと思って購入しました。

…地味…だよね…?
渋い…よね…?
ああ…やんわり不本意な気分…。
ま、幸い袖が長かったので、袖を切らずに単に仕立てて、
手持ちの銘仙や御召(袖が長い)の長襦袢として着ようかな。
うん、袖の長い長襦袢は柄物で作るつもりだったし。
先生は袖を詰めた余り布で巾着袋を作る気マンマンだったんだよな〜。
気張って懐柔しなくちゃ(笑)。
先生のお茶会が5月の初めにあるそうなので、
和裁教室は5月22日からになりました。
ああ…ドキドキするわ…。
高校の時に買った短い物差し、どこに置いたっけ…?
へらはあったんだけど…。
「市でお針箱を買ったら時々中身が入ったままのものがあるから、
いるものがあったらあげるわ」と奥さんの心強いお言葉もありましたし!
ゆる〜くがんばろうっと。
図書館に用事があったので、
近くにある行き付けの骨董屋さんに顔を出しました。
「布は前と変わらないよ」と奥さんに言われたので、
帯留めを見ながら世間話をしていたんですが、
話の流れで「和裁に興味があって習いたい」と言うと、
「これから来る人が和裁士さんだから聞いてみたら?」ですって!!
渡りに舟?!
結局その方は来られなくてまだOKは貰ってないんですが、
月曜日に実際会ってお話することになりました。
OKしてもらえたらいいなあ…。
奥さん、授業料の交渉までしてくれるって…。
1回3〜4時間を1500円で月2回。計3000円で相談する予定です。
これ、高いのか安いのか…。
実際始めてみないとわからないですね…。
この4月に動き始めたものが多すぎて、
なんだかちょっと処理しきれないような不安が…。
なにより運針と鯨尺が怖い…。
まあ…もうひとつの習い事にも活かせそうなので、
うまくいくといいな、と思っています。
この骨董屋さんの駐車場から出るとき、
舞い上がっていたのか歩道の境のブロックに気付かず、
思いっきり乗り上げてしまいました。
ひどい音がしたよ…ガリガリバキ!!みたいな…。
大丈夫かしら…。
『縁(えにし)の紐』、
京極夏彦著「魍魎の匣」に登場します。
そうそう女子ってこんな感じ!

金沢旅行のお土産を頂きました。
包みに「傘の雪」とあり、ふうんと思いながら開けると…
これってもしかして「傘につもった雪を上から見た図」!?
やっぱり和菓子っていいなぁ…。
着物関係で現在気になっているのが
「銘仙の褄※から出ている数本の糸」です。
ふき※に薄く綿が入っているので、褄の丸みをきれいに出すために付けたのではないかと推測しているのですが、引っ張っても取れないし、切ってしまっていいものか悩み中。しつけつきなので着るときは取るはずなんですが…。
※褄(つま):長着の袷や綿入れの褄先にできる丸みの部分
※ふき:袷または綿入れの衣服の裾・袖口で、裏布を表に折り返して縁のように仕立てた部分
祖母にたずねても「ふきにモスは使ったけど綿は使ったことない」とのこと。
飛び出た数本の糸の謎も解けないまま…。一体あれは何なんだろう…。
祖母に質問すると想い出が多すぎるからか話が遠回りになり、
結局目的地にたどり着かないまま終わってしまうこともしばしば…。
今回は「普段着は銘仙だった」
「自分で羽二重※を織って京染めに出し、着物や羽織を仕立てた」
「ねんねこ羽織も銘仙」
「普段に着てた銘仙の着物もいっぱいあったんだけどね」
「確か蔵に羽二重の羽織を解いたものがあった気がする」
「もっと若かったら上手に仕立てられるんだけど」
などなど。
聞いていると面白いんですが、いかんせん気が短い性分のようで、
マッハで話して瞬時に切られてしまいます…。B型…。
※羽二重(はぶたえ:縦糸・横糸に良質の撚(よ)りのない生糸を用いて、多く平織りとした後(あと)練りの絹織物。肌触りがよく、つやがある。礼服や羽織・羽織裏・胴裏地などに用いる)
それにしても銘仙ってぶつぶつした触り心地のものから、
ツルっとした触り心地のものまで、色々あるんですね。
興味を持ったので関連資料を図書館で本を予約しまくりました。
「勉強」って本来はこういうことをいうんだろうなあ…。
着物に興味を持ち始めてから、
手当たり次第に関連本を読んできました。
着付けの本に限らずありとあらゆるものを。
小さい頃から読書は好きなので、ちっとも苦になりません。
昨今の着物ブームで着物本は出版ラッシュ。
いちいち買っていたら破算してしまいそうなので、
図書館に頼りっぱなしです。
でも雑誌は置いてもらえないんですよね…。
InRedの着物特集、買うのはヤだけど読みたかったのにな〜。
何を読んだのか記録しておけばよかった!と思い始めたのはつい最近。
図書館の本を検索する時、未読か既読かわからないんだもの…。
新しい本には内容の短い説明文が表示されるんですが、
着物本の内容なんてそう差があるものでもなく、
表紙や大きさを見ないとわからない…。
というわけで、最近読んだ本数冊を挙げておきましょう。
「キラキラ着物絵日記」きくちいま:リヨン社
「着物でお出かけ十二ヶ月」平野恵理子
「鯨尺の法則」
「きもの歳時記」

祖母フミヱが私と妹のためにつくってくれた訪問着(長襦袢)+帯です。
着物も帯も長襦袢も気に入っています。
昔の携帯カメラで撮ったので、
画像があまり綺麗じゃないですね〜。
この訪問着、突然祖母が「つくってあげる」と言い出し、
あれよあれよという間に呉服屋さんに連れていかれました。
その顛末は…
仕立てと加工と直しで「私がひとりで勝手に」モメてました(笑)。
訪問着は絵羽なので、
仕立てるときに身幅を調節するのも限度があるんでしょうが、
身長だけ聞いて仕立てられるのっていーやーだー。
長襦袢の襟が希望も聞かれずに広襟仕立てなのもいーやーだー。
豊満な人は広襟の方がいいと聞きますが、
私と妹はいたって標準なのです。
年をとって太るかもしれないけど、
そしたらそのときに仕立て直すから希望くらい聞いて頂戴!
あと、自動的に某撥水加工をしようとしないで…。
伯母の紹介してくれた呉服屋さんだったうえ、
「孫娘に着物をつくる」というのが祖母の楽しみでもあったようなので、
あまりゴネない方がいいかな…と私らしくもなく言いなりになったのが今でも悔やまれます。
あちこちに聞いたり調べたりした結果、
水を使う仕事や習い事をしていないかぎり、
無理に加工しなくてもよさそうだと思ったので、
「某撥水加工をキャンセルしたい」と伯母に伝えたのですが、
「もう加工に出しちゃったみたい」…って…おい…。
目の前が真っ暗になったよほんと。
だって一生モノのお買い物なんだよ。
心底荒れたね…。
ま、汚し魔の妹も着る(だろう)し、
実家は一年の3分の2が曇りか雨というステキな地域にあるので、
水分しか弾かない加工だけどヨシとしましょう。
こういうの、普通なのかな?
伊達襟も帯揚げ帯締めも呉服屋セレクトなんですよ。
一応色だけ決めて、あとはおまかせでした。
ええと、伊達襟が2色になってるのがいーやーだー。
なんだよこのフェイク重ね襟は。
1色でいいんです私は。
帯揚げは花柄がイモっぽい…気が…。
色は決めていたから、身に付けちゃえば見えないんですけどね。
な〜んか納得いかないの。
これからは(自分のお買い物で)言いなりになんか絶対になりません!
誓う!
着物が届いたので祖母を呼び、
目の前で妹に着せてあげました。
着付け中に、着物の襟の1針すくったようなツレを発見。
上前で目立つので、伯母に連絡してお直しに出してもらいました…。
某撥水加工でゴネにゴネた後だったので、
クレーム処理を頼むのは心から申し訳なかったのですが、
直さないことには…ね…。
おばちゃんほんとにありがとう…。
神経質で半端に完璧主義な面倒くさい姪でごめんね…。
私、大人にならなくちゃ、と痛感した初お誂えでした。
祖母が元気なうちに妹の結婚式で着てあげたいな〜。
と、もう妹が先に嫁ぐのを前提にした物言い。
結婚してたら色留袖が着たいな〜。
妹には「振袖を着るなら私の結婚式に呼んであげる」と
常日頃から言われています。
「お姉さん…まだ…」「妹の結婚式に振袖…」と
出席者にヒソヒソ言われている私の姿が見たいんだそうです。
間違いなく鬼です。
この記事を書いていて気付いたのですが、
訪問着に合う草履とバッグはこっちで揃えろ、ってことなのかしら…。
おばあちゃんもう一声!!(笑)

今日のお菓子は「新緑」。
小さな筍の干菓子などもついていました。
かわいい。
それにしても…お土産のチョコやらなにやらてんこもりですね。
嬉しいな〜。
こういうくだけた茶道教室だったら通ってもいいかも〜。

よく行く骨董屋さんにふらりと立ち寄ったところ、
置き古しモノらしい紬八掛を発見しました。
持っている紬の反物に合いそうな色だったので、
買おうかな〜どうしようかな〜と迷っていると、
「2つで2000円にしてあげる」と店長の奥様。
う〜ん…。
古いニオイがするけど…まあなんとかなるかな、と2つ購入。
帰宅して解いてみると…
折り目にカビさんが…!
軽いめまいを覚えながらも、カビを洗い落とすことにしました。
紬だから、水に通しても大丈夫でしょ(…多分…)。
カビアレルギー持ちなのでビクビクしながら洗いました。
水が冷たかったよ…。
みたところ白っぽいカビはとれたようですが、
菌糸までやっつけることができたんでしょうか。
不安です。
おまけに強烈な箪笥のニオイ…。
しばらく風に当てたらとれるかなあ…。
心配…。
まあ…どうにかして使いますけどね(笑)。
この骨董屋さん、
しばらく顔を出さないうちに反物類が増えていました。
紬が多かったかな。
ダイナミックな麻の葉文様の大島、生成りと藤色の紬、
手は出ないけれど、ちょっと気になる・・・。
だめだめ、散財防止!
しばらく行かないようにしよう。
いなせって「鯔背」と書くんですね。
『いきで、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者』を鯔背と言うんだそうですが、例が「鯔背な兄い」って…(笑)。
イナセ、と言ったら夏…?
昨日たまたまミュージックフェアを見たのですが、
「ゴスペラッツ」としてゴスペラーズとラッツ&スターの人たちが昔の曲を歌っていました。
もちろん黒塗りで「めッ!」ってしてましたよ。
私が生まれた頃に流れていた曲なんですね〜。
そういえばMEGUMIがカバーしてたなあ。
…夏を連れて来るといえば!
そろそろ浴衣が気になり始める頃ですよ!
着物に興味を持つきっかけとなったのは、定石通り浴衣から。
高校時代、和裁の授業で縫った浴衣を着て夏祭りにくりだしましたっけ。
この和裁の授業は「授業だし、検定もあるし」と熱意もなく受けていたのですが、今、恐ろしいほど役に立っています。
う〜ん、和裁コースに進めば良かったな〜。
小さいの頃の浴衣は、白地にピンクや赤の模様がプリントされた、実に子供らしい浴衣でした。
夏祭りに出かけた時、飲み物を冷やすための大きな盥に浮いた氷を触って遊んでいたら、浴衣の袂がびしょぬれになってしまい、あわてて逃げ出したのを覚えています。
それにしてもなんで逃げたんだろ。
去年の夏、東京にいる友人を訪ねたおり、
友人の職場の人たちと飲む機会がありました。
着物に興味があると話していると
「夏だし、竺仙に行って浴衣とか見るといいんじゃない?」
とひとりの男性に言われたのです。
ち、竺仙…憧れですよ…!
金魚模様の浴衣、HPで見かけて血圧上がりましたもん。
しかし着物初心者の私には敷居が高い高い!(結構なお値段ですし)
なので「いつか行って選んでみたいと思うんですよ〜」と答えたのですが、
「高校生くらいかな?竺仙に連れて行かれて浴衣を誂えたよ」ですって!!
か…かっこいい…東京、いや、江戸っ子って感じがする…(笑)。
さ…さすがとうきょうだいがく卒…(関係あるの?)。
フランス文学専攻…(これは関係ないぞ)。
浴衣ついでに父の浴衣を出してみました。
もちろん祖母フミヱのお手製です。
一度も袖を通していないと思いこんでいたのですが、
アレ?肩当に赤い糸で名前が縫ってあるぞ…。
どうやら何度か着たことがあるようです。
サイズ確認のため着てみました。
むむ…とうさん昔っからずんぐりむっくり体型だったのね…?

竺仙HP
http://www.chikusen.co.jp/

知人のおうちの家紋です。
こういうの、文字紋っていうんでしょうか。
「龍」とのことですが、これ、龍…かなあ…?
家紋帖に載っているのと微妙に違うんですよね。
変わった苗字の人なので、何か由来があるのかもしれません。
本人も「先祖がお殿様だったって親戚が言ってた」と話してましたし。
ただ「○○(有名な武将。名前忘れた…)に送りこまれた美少年にうつつを抜かして、城、潰しちゃったらしいよ。で、末路はネズミ小僧みたいな泥棒だって」と続けたのが非常にうさんくさいですが…。
ちなみに我が家の家紋は多分これ。

『丸に木瓜』
「多分」と付けたのには理由があって、
もしかすると丸に四方木瓜かもしれないという…(笑)。
格式などには縁のない家なので、こんなものでしょう。
去年結婚した友人の家紋はこれでした。

『丸に三ツ星』
友人は「ダンゴ」と呼んでましたけど!(笑)
「ダンゴ」だからか知りませんが、
嫁入り道具の喪服の紋を「丸」から「雪輪」に変えていました。
雪輪にするのっていいアイディアだな〜、と思ったんですが、
これ、中がシンプルな三ツ星だから映えるんだろうなあ…。
木瓜だったり蔦だったりしたらちょっとクドいかも。
昨日読んだ着物本には「星」は「首(頭)」を連想させ、
「首をとる」に通じるから毛利さんちがああいう家紋なんだ、
というようなことが書いてあった気がします(大雑把)。
そういえば以前、女紋について調べていたとき、
「喪服や留袖の家紋が違うと嫁ぎ先の親戚に注意されました。
結婚前に用意したので実家の紋が入っています。
主人の実家の紋に入れ直した方がいいのでしょうか」
という質問を見かけました。
この質問の答えは…
「嫁入り前に用意した着物の紋は自分の実家のものを入れます。
今後嫁ぎ先の親戚に同じことを言われたら
『嫁いでからつくった着物でないものですから』と言えばいいでしょう」
…!!
猛毒!!
と思ったのは私だけ?
だって「嫁いでから経済的に余裕がないんだもんしょうがないでしょ」ってとれるよ…?着物に詳しい人だったらしないような注意をする親戚だから、こんな言われ方したら激怒しそう…。
こわいこわい。
阿波といえば阿波おどり、…ですが、
「阿波しじら」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
着物好きなら尚更。
先日手に入れた阿波しじらは、藍地に大きな赤い格子柄です。

阿波しじらの特徴は「しぼ」にあります。
わかりやすく言うと、サッカー地のポコポコした触り心地に似ているかも。
寄せて撮ったんですが、わかるかな?
肌に触れる面積が少なく、夏でもサラっと着られるんだそう。
しかも、ご覧の通り、手が透けるほど薄いのです。
綿なので割と長い期間着られますし、
浴衣としてもOKだと何かにありました。
ただ、本藍とあったので色落ちが心配です。
帯が青くなるのはゴメンですよ!
柄合わせをフミヱ工房に依頼し、
自力で縫おうと思っているのですが…無理かな…。
単だしいけそうなんだけど…。
縫う前に水につけて縮めるべき…?
わからないことだらけ。

タグには「徳島県無形文化財指定」「阿波正藍染」とありますが、
ネットで調べると化学染料を使用しているところも多いようで、
本当のところはどうなのか…よくわかりません。
箱に入っていて、きちんとしたもののようだったんですけどね。
それにしてもこのリーフレット、
阿波ッコの陽気さが伝わってくるようです。
◆◆◆
浴衣ではない夏着物…それは憧れ…
温暖化も甚だしい昨今、特殊な職業に就いていないかぎり、
夏場に着物を着る酔狂な人間なんてそうはいません。
なんたって暑いもん。
いるとしたら、芝居っ気たっぷりで、OTAKU文化を世界に配信する日本人としての正しいあり方を身をもって示す、コスチュームプレイさながらのキモノ娘たちだけです。
着物を着てうきうき出掛ける人間って、
多かれ少なかれそういうところがあると思うのです。
素敵な私に酔い痴れてます系、というか…。
着物にハマってから、新旧問わず着物本を読み漁っていたのですが、
大学で教鞭をとっていた著者が
「多少なりとも芝居っ気のある学生の方が着物をうまく着こなしている」
と書いていた本もありました。
そうなの。
伝統とか民族衣装とか人間国宝とかを除けたら、
妙な格好してるオシャレ?専門学生さんやゴスロリさんたちと、
根っこはそんなに変わらないんじゃないかな(爆弾発言)、
と思うこともしばしば。
ああ〜だから私も私の友人たちも抵抗なく着物を着てるのか〜。
おおっと…つるばらつるばら…
(大島弓子、好きです)
春なので暖色系のものを集めてみました。
大小さまざまな菊が描かれた縮緬の反物。
この柄って…秋しか着られないのかな…?
顔うつりがよくって、派手かなあ…と思いつつ、
ついつい買ってしまったのですが…。
今が一番キレイに着られそうな年齢なので、
どうにかこうにか仕立てたい反物のひとつです。

こちらは刺繍の博多帯。半幅です。
気軽に締められそう。
縞の紬や緑の御召しに合わせたいです。

ところどころ絞ってある道行。
こういう柄に弱いみたい…。
お値頃だったので裄も考えずに購入してしまった…。
大丈夫かな…。

古布屋さんで見つけた洗い張り済みの反物。
「正絹だし、洗ってあるから着物が縫えるよ」と言われたのですが、
触ると混紡っぽいし、よく見ると襟の部分が丸く切ってあったので、
「これ、羽織じゃないですか?」と食い下がって少しオマケしてもらいました。
いつからこんなにたくましくなったんだろう…。

こんなに布やら何やらため込んで、
有効に活用する日が来るのだろうか…。
来てくれないと困るから、力ずくでも!
頑張ります。
年に数回、何かがあるとちょこちょこ会っていたお友達(典型的B型)が、
この春から着付けを習うのだそうです!
ああ!着物仲間が増える予感…!!
なんでも、貰った着物が自分で着られたらいいな〜、と思ったのだとか。
話を聞くと、私が教わっているのと同じ系列の着付け学校の短期コースに通うようで
(私は学校ではなくてカルチャースクールで教わっていますが)、
着付けのコツを教えッコできそうです。
けれども…私ときたら…
最近忙しくて着付け教室を休みっぱなしなので、そろそろ復学しなくては…。
もう器具を使った結び方はマスターしたので、
次は手結びをやりましょう、って先生に言われてから半年以上経ってる…。いやはや。
今度、その「貰った着物」を見せてもらいに行く予定です。
よく着付けの先生に言われるのですが
「色々な着物を見るのも勉強のうち」なんですって(でも呉服屋さんは怖いよう…)。
楽しみ〜。
彼女とは「夏のお祭に浴衣で出かけようね!」と気の早い約束をしています。
そっちも楽しみ〜。

「着物を中心とした和の世界をおしゃれに楽しむための情報誌」
『和煦』の春号です。
全国の呉服屋さんの店頭で配布されているようです。
また、HPのアンケートに答えると送って頂けますよ。
写真も着物もキレイで、見ているだけで楽しい気分。
これは少し前のもの。

以前、とある着物のHPで
「蕪(かぶ)柄の浴衣を持っているのだけれど、
こんな柄の浴衣って普通に売られているんでしょうか」というQがあり、
その時に浮かんだのが『和煦』夏号の浴衣特集でした。
モデルさんがダイナミックな蕪柄の浴衣姿で散策している様子が掲載されていて、とても印象的でした。
そこであれこれ調べて見ると、
『蕪はその読みが頭[かぶ]に通じることから、人の頭となれるようにと願いを込めた縁起の良い文様として好まれた』とのこと。
実際、彦根城博物館に「金梨地蕪蒔絵螺鈿鞍」が展示されています。
蕪模様の鞍…。不思議な感じ。
蜻蛉(とんぼ)の別名は勝虫で「勝つ」に通じるから武将に好まれた、なんていう柄もあるし、日本人って昔から語呂合わせが好きなのかも…?
こんなふうにして着物に関するあれこれを調べていると、
今まで知らなかった新しい事に触れられるので、楽しくて仕方ありません。
いい効果。
和煦HP
http://www.waku.jp/main.html

こ…これは一体…??
そう、これは…

未使用の草履です。
ご覧の通り、とてもキレイな状態だったんですが、
台の上と下をくっつけていた接着剤が劣化して、
履く前に鼻緒を伸ばそうとして引っ張ったら、
パコっと分解してしまいました。
ほんとにビックリ。
中、こんな風になってるんだ…。
この草履は簡易草履で、鼻緒が底まで通っていません。
草履の裏にふくらみがないのがわかるでしょうか?

この様にふくらみがない場合、
接着剤が劣化していたら真っ二つに分解してしまうのですが、
鼻緒が底まで通っていても、
接着剤が劣化しているとやっぱり台と台が離れてきてしまいます。
(そんな草履がひとつあるのよ…)
あまり履く機会がなくて、何年も仕舞いっぱなしにしておくと、
久しぶりに出してお出かけした先で大騒ぎになりますよ〜。
着付け教室の皆さんとお出かけした時も、
誰かの草履が分解して大騒ぎになりましたっけ…。
時々出して、メンテナンスをしてあげるのが大事なのかも。
この草履は、とりあえず接着剤でくっつけておきました。

今度の休み、これを履いてお出かけしたいな〜。