きもののひ

着物にまつわるあれこれを綴ります。

「女紋」の存在を知ってからもう5年近くになります。
親族の中で女性だけが使う紋(例 男:剣片喰 女:片喰)ではなく、
・・・→曾祖母→祖母→母→娘→・・・と、婚姻に左右されずに続いていく女紋。
き、興味深い…(民俗好き)。

関東にこのような風習はなく、主に関西地方で見られるのだそうです。
一昔前では関西から関東に嫁いだ女性が、
夫の親に「なぜうちの紋にしないんだ!」と責められ、
「ずっと受け継いできた紋なのです」と説明したものの、
説得の甲斐なく離婚したという話もあるのだとか。
…えええ…?!

私の地元では、結婚前に作った着物(嫁入り道具含む)は、
実家の紋を入れるようです(友人はそうしていました)。
結婚後に作った着物は夫の紋。

お金の出所がどっちか、という話なんでしょうか…?
その昔、着物はある種の財産として認められていて、
なにかの事情で離縁することになった場合、
実家の紋が入った着物は持ち出せて、
そうでないものは夫側のもの、みたいな…?
え、じゃあ結納金で作る場合はどうなるの?
小紋や紬って紋入れないよね?
普段着はカウントされないのかしら?
でも大島や結城や作家モノってお高いんでしょう?
…よくわかんないわ…。
時代が違う、って今もどこかで続いていそうだしなあ…。

生家の紋とも、婚家の紋とも違う女系のみに受け継がれた紋を背負い、
冠婚葬祭で、女たちは活気付く…
それはどこか、女マフィアのようである…
確かに。
女紋はいつ生まれたのか。
そして「血筋」って一体なに?
おんな紋―血縁のフォークロア おんな紋―血縁のフォークロア
近藤 雅樹 (1995/01)
河出書房新社

この商品の詳細を見る


こちらは勉強と目の保養を兼ねて借りたもの。
当時の着物を実際に着付けている写真もあります。
モデルさんに親近感が…というか、あまりの普通さにハッとします。
女の装い三百年―田村コレクション 女の装い三百年―田村コレクション
永野 一晃、藤井 健三 他 (1998/12)
紫紅社
この商品の詳細を見る



◇リンクいたしました◇
「カヅラキモノ」
結婚されていて、お子さんもいて、着物を楽しんでいて。
そんなセンパイの存在がうれしいです。
このページのトップへ

FC2Ad

FC2ブログ 紹介予定派遣

Information

姿子
  • Author: 姿子

Search

Calendar

08月 « 2006年09月 » 10月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

 

プロフィール

姿子

Author:姿子

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ