「染めてもらった」が頻繁に登場するのでただただ驚くばかり。
浴衣も着物も、柄行を考えるところから始まっているんですよ…。
これでもかと「庶民じゃございませんオーラ」が漂っています。
ただそれは、著者にとってはごくごく自然なこと。
「数々の一級品に触れることによって培われた審美眼」の、
お眼鏡にかなった着物たちを垣間見ることができるのは嬉しいです。
もうすこし写真が多かったらもっと嬉しいかな。
文章から想像するには限りがあります。
印象に残ったのは、紅絹の使い方。
著者は喪服の胴裏にも紅絹を使っているのだそうです。
…どこで手に入れているんだろう…。
今、普通の呉服屋さんでは扱っていないですよね、紅絹。
(「紅絹はありますか」とそこらへんの呉服屋さんで聞いたら、
「何も知らないカモが来たぞ!」とつけこまれますよ、
と某着物本に書いてあったの)
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