
このふたつの写真の違うところ、
どこかわかるでしょうか。
片方は分厚い着物雑誌の表紙、
もう片方はその着物雑誌の中にある、ガード加工の広告ページです。
小さくて解かりづらいかと思いますが、
そう、帯締めです。
少し前、カヅラキモノさんで「帯締めの結び目の方向」が話題になっていて、
みんなはどうなんだろう…と疑問に思っていたのです。
書店や図書館で見るマダム御用達の雑誌は、
規格統一がされているのか、みんな同じ方向を向いているのですが、
茶道関連の書籍にある、お茶会参加者の写真では、結び目の向きがまちまちでした。
着物にうるさいであろう茶道関係者の結び目がまちまち。
これは…ひょっとしてどっちでもいいのではないだろうか…。
私の着つけの先生は「帯締めも帯揚げも、結ぶときは左を上にして下さい」とおっしゃっていたので、
別の教室の先生(手描きの洋梨柄の染め帯着用!)をつかまえて聞いてみました。ら、
「本当はどっちでもいいんですよ」というあまりに明朗なこたえ。
「あ…そうなんですか…」と拍子抜けしていると、
「某キモノ雑誌(有名)では、着物の合わせと同じ方向に合わせています、って断っているみたいよ。合わせの高さにあわせて、左が高くなるようにしているみたい」
へえ〜。
この際だから色々聞いてみよう。
「ええと、じゃあ帯締めを右は上から左は下からというのは…」
「昔はあったみたいだけど、今は帯締めのラインが真っ直ぐに見えてきれいだから、両方とも上からしているみたいね。それもどっちでもいいのよ。晴れとケの席ではきちんとしなくちゃだめだけど」
へええ〜。
どっちでもいいんだ…。
よかった…私、右と左とを互い違いに入れるの、好きなんだよね。
たとえラインが真っ直ぐじゃなくても。
たとえ動いているうちに左がだら〜んとしてきても(笑)。
たとえ着つけ教室の「粋系着こなしおばさま」に真っ直ぐに直されようとも!
帯締めや帯揚げの結び目(の合わせ方)を見ていると、
昔の雑誌では右が上だったり左が上だったり、本当にまちまち。
冠婚葬祭のときさえ間違えなければ、あとは気楽に着るのがいいみたいですね。


