読みたい波がきているのに、
したいこと、しなくちゃならないことが多くてなかなか読めません。
さらっと読めるエッセイ調のものなら1つ1つでも読めるので、
そういうものからぼちぼち読んでいます。
(「読まない」という選択肢は最初っからないのか…)
中村獅童の母である著者が、
「歌舞伎」「着物」「おつきあい」「わが家」について語ります。
京都生まれの京都育ちが梨園に嫁いで…けれど著者の着物はとっても自由。
そしてなにより「始末」がいいです。
「(手間と値段を考えて)洗い張りした反物をまとめておいて、同じ染料のカメでどぼん」
なるほど〜
「女の子向け 日本文化案内」というだけあって、著者が「和」に興味を持ったきっかけは「着物」。
『流行は女(の子)がつくっている』と常日頃から思っている私は、
すっかり共感してしまいました。
「着物」がきっかけとなって歌舞伎、落語、手ぬぐい、白州正子、折形…
と広がっていく感じ、よーくわかります。
着物一辺倒ではなく、イラストやコラムをまじえて日本文化が紹介されていて、
『広がる』のが好きな女子におすすめです。

和ク2007春号が届きました。
「日本の伝統色を纏う」という特集が組んであり、
シチュエーション別に着物のカラーコーディネートと
ヘア&メイクが紹介されています。
このテの特集を見るにつけ、
「髪の毛がもっと太くて多かったらな〜」
と思います。
髪をまとめるのも苦ではないのに…
毛量がなぁ…
生まれつきだから仕方ないんだけど…
長さだって腰まであるのに、
できるおだんごは握り拳よりもちっこいってどーゆーコトだ。
私の握り拳は比較的小さいというのに。
たまに髪の毛か衣類の繊維か判らないときもあります。
「髪の毛が爪の間にささったことがある」という知人が憎いです(笑)。
そういえばこの前、
電気をつけてメガネをかけたまま寝ていた妹に
「メガネはずすよ。電気もきるよ」
と顔をのぞき込みながら言ったところ、顔に髪の毛がかかったようで、
「蜘蛛の巣が…」
と軽くうなされていました…
杜子春…(違う)
私の同い年の友人(四半世紀のくされ縁)が
「子どもの頃はいつも下駄を履いてたよ」
と言っていたので「いつの時代だよ!」と仰天しました。
「下駄のカラコロっていう音が、キュッキュッって鳴るサンダルみたいで好きだったー」
だそうですが…
下駄とピコピコサンダルって、
「履物」という枠でしか並べられない物だと個人的に思うよ?
そして、
用事があって友人の家の前に車をとめたとき、
寒そうに肩をすぼめて待ち構えていた友人の足元は、
素足に草履
でした…
指、赤い…
でも草履…
彼女の日常に埋もれたレジェンドを発掘していくべき、だろうな…。
最近のイチオシ名言は
「すっごく強いかとっても弱いかのどっちかしかできないんだ〜。
加減ができないみたいで」
に決まりです。
※ちなみに「振り洗い」の話をしている最中でした。
レジェンド…!
彼女の伝説は、北は北海道、南は沖縄まで知れ渡っているようです。
(というより、友人たち(私含む)が広めていたり 笑)
少し前に読んだ本を読み返しました。
このテの「オッシャレ〜」な着物本って、
ベージュとコゲ茶とエンジと濃い紫の着物が多く掲載されてますよね。
なんでだろ。
綺麗なピンクや鮮やかな水色や目の覚めるようなオレンジ色って、
ほとんど見ない気がする…。
紬が多いから?でも、カラフルな紬もあるからなぁ…。
今のトレンド(笑)なのかしら。

旅のお供に小梅ちゃん。
新しいパッケージはまた3パターンでした。
3つとも和犬を抱いています。
和犬って、正面から見ると間違いなく笑ってますよね。
「エヘー」って。
ここ数年、着物関係の本がわんさか出版されて、
とりあえず目に付いたものは読んでいたのですが、
だんだんマンネリ化してきたかも〜、と思っていた今日この頃。
それでも気になる本があるとついつい読んでしまう…
この本は、近藤ようこさんの着物歴が描かれています。
さすがマンガ家さんだ〜
絵があるとやっぱり解かりやすいです。
「日本の行事」に惹かれて読みました。
ほんとうに「おうちで楽しめる」行事が紹介されています。
七夕とか、もっと詳しく紹介されていたら嬉しかったな。
気軽に手に取って「そうそう、小さい頃したな〜」と
懐かしい気持ちになってみてはどうでしょう。
前に七緒で見かけて気になっていた「足袋染め」に挑戦してみました。
七緒では温度を加減しながら鍋で煮る…とほんのり面倒くさく、
やっつけ仕事専門の私は「そこまでしなくっても染まるだろう」と
簡単なやり方で染めることに。
そもそも普通のおうちに「染め物専用の鍋」ってないですよね?
ウコン染めや紅茶染めならまだしも、調理用の鍋に化学染料は入れられないって。
というわけで、手っ取り早い(と私が思う)やり方を紹介します。
◆木綿の白足袋を水で濡らす(しっかり濡らしておかないと色が染み込まない)。
糊や柔軟材が気になる場合は、洗濯洗剤で洗ってから染めること。
◆洗面台に熱湯を張り、塩を入れる(よく染まるように)。
◆染め粉を入れる(予想以上に染まるので量を加減する)。
※信じられないくらいに粉が飛散するので、濡らした足袋は遠くに置いておくこと。
近くに置いていると粉が付着して、点々と濃いシミができる!
◆色の加減を見ながら色をもみ込む(布が重なっている部分が染まりにくい)。
◆足袋を漬けたまま湯が冷めるまで放置。
◆冷めたら、色が出なくなるまで水ですすぐ。
以上です。
私は「これくらいの色でいいや」と思ったので、冷めるのを待たずにすすぎました。
乾かしている状態ですが、染め上がりはこんな感じ。

きれいなピンク色です。
使った染め粉はこちら。

ダイロンのBORDEAUX(ボルドー)。
七緒では「開封すると粉が散りやすいので、別容器に移すといい」とありましたが、
それよりもキリで小さな穴を開け、底をトントンと叩いて使うと便利だと思います。
封はテープを貼りつけるだけ。
この「色足袋」、初めてにしてはうまくできましたが、
最初の濡らしが足らなかったのと、もっとじっくり漬けた方がよかったのとで、
縫い目が重なっている部分(つま先やかかと)の染まりが若干悪かったように思います。

染めと織りの展覧会(?)に行ってきました。
猫と小鳥が綴れ織で織られたかわいいデザインのものが面白かったな。
(仮絵羽の状態で展示してあったのですが、紬の訪問着になるのかな?
でも猫はおとぼけ顔で小鳥もポップ。そして柄が大きいんですよ!)
ずっと気になっていたお店の柄足袋を購入してみました。

帰省したときに着物を着ることが多いのですが、
出身地は常日頃から天気が悪く(曇天がデフォルトというか…)、
白足袋派には厳しい土地なのです。
そんななので、結果、ウール着物を着る機会が増え、
ウールなら柄足袋を履いてもかわいいかも、と思って買ってはみたものの…

デカッ!!
見えるかしら、土踏まずじゃない側の豪快な余りっぷりが!
KIMONO真楽で「ここの足袋は大きめなので1サイズ小さ目を選んだらいい」とあり、
ちゃんと23を選んだのに…(靴のサイズは23.5〜24)。
幅狭甲低足の私の場合、もっと小さいサイズにしても、
横幅の余りは解消されないかもしれないですけど…
そういえばその昔、私の足のレントゲンを見た医者が
「骨、真っ直ぐだな〜…」とつぶやいていたけれど、
それって、一般的には扇のようにつま先に向けて広がる骨なのに比べ、
広がりが少ない、っていう意味で「真っ直ぐ」って言ってたんだろうか…。

真っ直ぐ…?
妹は「ああ!見ただけでイライラするもっさりした足!!」と言って甲をつかんできます。
私の足も変かもしれないけど妹の挙動も相当変だ。
ちなみに右足だけ人差し指(?)が長いです。左足は親指の方が長い。
こんな足なので、今、足に悩みを抱えている友人と「誂え足袋」話で盛り上がっています。
中にタビックスを履いたら多少はマシになりました。

梅柄だし、履くのは寒い時期限定ですね。
和裁の先生と雑談をしているときに、
「今、若い人に着物が流行っているんですけど、
のめりこんでいる人は板張りや伸子張りに挑戦したりしているんですって」
と話したところ、「伸子張り、懐かしいわぁ」と。
「私が子どもだった頃は白い服が着られなくてね、
ほら、白って目立つでしょう?(空襲のとき標的になりやすい)
だから母が伸子張りしてね、布を染めてくれたのよ。
柿渋の染め型(?)を使って…。そういうことが好きだったんでしょうね」
なんて素敵な思い出〜。
卒業式シーズンなので、黒紋付羽織の話にもなって、
「今、訪問着を着て出席されるお母さん、多いですよ。
羽織も道中着も手に持っていないから、帯び付き姿で出席されているんでしょうね」
「あら、そうなの。私のときはどうだったかしら…黒紋付羽織…
ああ!いたわ、着ているお母さん。
前の席に座っていたんだけれど、紋合わせがうまくなくてね、
『なんであんなことになったのかしら…』ってずうっと気になっていたのよ、そうそう」
先生…職業病ですよ、それ(笑)。
先生は他にも、背縫いの倒れている方向(きせのかかっている方向)が逆だと気になり、
衿と背縫いの辺りの布目が合っていないと違和感がある、のだそうです…(ドキドキ)。
先生のお孫さんは男の子で、
「女の子だったら…と思ったりもするけど、そればっかりはね。
そう、孫の七五三には羽織を縫ったのよ。お城を背中に背負わせたの」
と笑っておいででした。
いいおばあちゃまですね〜。
そんな先生ですが
「知り合いがね『娘が着つけを習うんだけど、長襦袢の丈が長いから袖丈を詰めてくれないか』って言ってきたのよ。襦袢の袖丈なんて折ってまつればいいじゃない。それくらい自分でしなさいな、って言ってしまったわ。本人には言いませんけど、そんな人が娘をもつものじゃないですよ」
といった風な禁句爆弾を悠然と放り投げる、割とファンキーな方です。
(似たようなお願いを方々からから山ほど寄せられて、心底ウンザリしてらっしゃるのだろう 笑)。
なんといいますか、私を含め、針を持つのがあまり苦にならない人間は、
そうでない人間の気持ちがいまひとつわからないのでしょうね…。
そんなわけで、ゼッケン付けもスカートの裾上げも雑巾縫いも、
なんにも自分でしなかった(できなかった?)愛妹は、
私にとっていつまでたっても謎の生物であります。
「ひとり暮しをしてた時、ボタンが取れたらどうしてたの?」
「〇〇ちゃんに付けてもらってた」
「ああ、そういう手があるのか〜」
って違うでショ!!
この世で一番繁栄するのは、愛妹のような生物、なのかもしれない…(笑)
和裁教室で男物の袴の話になりまして。
「袴のたたみ方難しいですよね?特に紐のたたみ方、覚えられそうにありません…」
「確かに覚えるまでは難しいでしょうねえ」
「袴って、膝のあたりに折り目がつくじゃないですか、あそこがピシっとしてないと格好悪いですし…」
「そうよねえ。男の人の袴姿はいいものなんだけどね」
「折り目正しくないと…」
「あと、恰幅もよくないとねえ」
「そう!丹田っていうんですか、おヘソの下でグッと締めて!」
「そうそう!そうでなくちゃ」
「あなた、学生さんの久留米絣と綿袴がいいんでしょう?」
「ああ〜いいですねえ〜」
「カラー(絣の着物の下にシャツという意味)でね」
「はい!!で、学帽かぶって、風呂敷に本を包んで!」
「高下駄でしょう?」
「そうです!!で、その人を木に隠れながらこっそり見つめるんです!もちろん三つ編みで!いや、今の私だとトウが立ち過ぎてますけどね!」
「…あなたそれ…私が言うのもなんだけど…ずいぶん古いですよ…?」
「昭和…いや、大正?め…明治?」
「あなたが結婚したら私、言うわよきっと。
『あの子、久留米久留米って言ってたけど、ようやく現実に気付いたのねえ』って」
「平成に戻ってきた、って…?」
わたくしは、妄想の世界で暮らしております…。
友達も割と、そんな感じ(笑)。
しかし…先生にここまでぶっちゃけてしまって大丈夫なのだろうか…。
この日の私は、花粉症(喘息)の薬が合わず、全身が小刻みに震えていました。
ちょっとテンションがおかしいのは、そのせいです。
針に糸を通すのも一苦労でした。

当地のメイン城(庭園)に併設(?)されている博物館の、
展覧会ポスターの一面を飾っていた目玉の展示品です。
大きな窓にバシっと貼ってあったのが綺麗だったので撮ってみました。
(展示室内じゃないですよ。ロビーの休憩スペースの真ん前が窓でした)
当地の近所にいた殿様が持っていたとかいう焼きもの…らしい…。
(驚くほど不親切で簡潔な説明…)
和裁の先生も観に行かれたそうで、
「あれが目玉だったのよ」
と教えて下さったのですが…
記憶がない…
刀を飾る小物たちと(刀自体に興味はない)、
掛け軸の、花兎の表装が素敵でした。
葵の御紋(金色)がドッカンドッカンついてる掛け軸は
いただけませんでしたが、
殿様に必要な自己主張…なんでしょうかねえ。

博物館に掲示してあったポスター。
『志村ふくみの紬織りを楽しむ』
なんて素敵な色の紬たち!
見てみたい着てみたい…
現在縫っているこのギザギザ綿紬、
縫い進めているうちに暗雲が立ち込めて来ました…。

しまいジワがひどい箇所があったので、
霧を吹いてアイロンをかけたのですが…
濡れると脆くなる!!
湿るくらいなら多少はいいようですが、
ぐっしょり濡れるとほろほろと…
夏着物だってのに、着ただけで裂けるんじゃないのかコレ。
うわあ…大ピンチだよ。
とりあえず縫い進めてはいるのですが…

次回、先生に聞いてみよう…。
着物として着るのは難しいかもしれないなあ…。
しょんぼりしてくるわ。
5日の和裁教室のとき、先生がお抹茶をたててくださいました。
うれしい…

お煎茶の先生なので「お抹茶は楽しんでするだけ」とのこと。
いいお茶屋さん(茶葉販売)を教えていただいたので、今度行ってみよう。
はぎれで購入した縞の布が色とりどりでかわいかったので、
名古屋帯にしたらステキかも〜と思い先生に聞いてみました。
こんな縞。

しかし少しだけ長さが足りず、半幅帯にすることに。
いい感じの帯になるといいな。
耳がつっぱって(?)いたので、切れ目を入れてのばしました。

釣合いをとるのが難しそうです。

長襦袢の衿などに使う半モスを買いに行きました。
1250円…だったかな?
「毛斯」…
漢字にすると衝撃的ですね。
包みがかわいいです。
和裁の先生に「あそこの呉服店は良心的ですよ」と教えて頂いたとおりのお店で、ご主人も親切な方。
私が購入した白いモスのほかに、紺や黒などがあるようでした。
帯芯を切った衿芯(130円)も置いてあり、
また行くことになるでしょう。
昔、何も知らない呉服店の店員に「衿芯…?」「半モス…?」と首をかしげられていた私とはおさらばです。
嬉しい。
「等身大」の雰囲気がきちんと出ていて、楽しく読めました。
冒険しすぎず敷居も高すぎず、いい塩梅なのではないかしら。
しかし著者くらい細身で首が長くて頭がちっちゃくないと、
縞とか地味でモダンな着物って、一気にイモくさくなってしまいそう。
「おっかさん!!」みたいな感じで(笑)。
「お下がりの地味着物を着こなすには」とコーディネートも出ていましたが、
「うちにある紬の方がもっとヤバい!」と思ったり。
あの紬…どうしたらいいんだろうか…。
是非ともコーディネート例を拝見したい…。
縞や鮫小紋や夏物など、とっつきやすい着物が出ているので、
「がっちりアンティークはちょっと…」
「かといってお茶や『ちょっとしたパーティ』に行くわけでもないし…」
という人にはもってこいの本なのではないでしょうか。
アンティークのページもありましたが、
もっさりした人がドでかい花柄の昔着物を着たら、
「江戸川乱歩とか横溝正史の映画で真っ先に殺される町娘か女中」になる恐れがあるような…。
イマっぽい(雰囲気や顔立ちの)人が、あえてアンティークだったり
粋だったりモダンだったりする着物を着ると似合うんだろうなあ…。
巻末にタイトルにもなっている「着せかえ」がついています。
こういった本を手にすると
「これ、切りとって使う人、いるんだろうか…」
と思ってしまう…。
カラーコピーするのかしら…
でもコピーするとなると、本を思いっきり開いて押し付けないときれいに出てこないわよねえ…
謎。