きもののひ

着物にまつわるあれこれを綴ります。

小袖繚乱!
豪華絢爛な小袖のオンパレードです。

小袖 小袖
長崎 巌 (2006/09/09)
ピエ・ブックス

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どんな人が着ていたんだろう…と想像してしまいますね。
豪勢な小袖を着て暮らす…
セレブリティ… このページのトップへ
20070623192458
2007・夏号が届きました。

なんて鮮やかな夏着物!夏帯!

明るい色の着物が着たくなる季節ですね。

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先日ようやっと手に入れました。
うれしいな。
骨董をたのしむ (48)  昔きものの着こなし 骨董をたのしむ (48)  昔きものの着こなし
(2003/03)
平凡社

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昔きものの本を見ていると、
「はああ〜…錦紗の着物が着たいわぁ〜」とか
「銘仙のモダンっぷりにクラックラよぉ〜」となりますね。

今、銘仙がキてしまっています…
まずいな…(笑) このページのトップへ
喪用じゃない黒い帯です。
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洋服感覚が抜けなくて、柄に柄を合わせることがなかなかできません。
超コンサバな着こなし(礼装など)なら別にどうってことないんですけど…。
(ほら、訪問着とかって大抵着物と帯を合わせて買うし)

なので「ひとひねりある無地の帯」が欲しかったんでしょうねえ…
唐草風の「くるり」と、葉っぱだけではなく「実」があるのにピン!と来て購入した黒い帯…
柄が大きくてツヤピカなので、パッと見あまり黒々しくはないのですが、
光りの少ない場所に行くとやっぱり黒々してしまう…

難しい!!

キッパリパッキリした女将(友人)のような顔立ちだったら、
黒に赤!とか黒にグレー!なんていう『粋格好いい』着こなしもできたのでしょうが…
なんていうかこう瓜実(うりざね)系なので…

う〜ん…どうコーディネートしたら素敵なんだろうか…
帯揚げを多めにみせてぶっといアンティークの帯締めと合わせるとか?

無地は合わせるのが楽そう!
と思っていたのに、いつものように頭を痛めるハメになってしまった…

頭を痛めた結果、
「実の部分に何色かで刺繍を施したらどうだろう」
と全く違った方向に行ってしまったりして…

いや、そうじゃなくて、このままで使えるように考えないと、
半永久的に締めないままになっちゃうよ!
(カスタムに着手するまでが長いので!) このページのトップへ
花…幾何学…規則的…不規則…
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銘仙らしい大胆な柄でありつつ、柄は小さめ(手と比較比較して)で白地。
色とりどりですが、原色ではないので目にも優しい(笑)単です。

ドッカンドッカン柄のある原色銘仙だと、着るのに体力と気力が必要ですが、
これくらいの小紋(?)だったらなんとかいけそう。


ひと月前、お出かけ中にのぞいたリサイクル着物店(たんすやさん?ながもちやさん?)で、
キレイな薄ピンクの単銘仙がトルソーに着つけてあって、
「わ〜かわいいな〜」とじろじろ見ていたところ、
マダム風に着物を着こなした店員さんに
「これ、素敵でしょう?〇万円でお得ですよ(にっこり)」
と言われて逃げ帰ったのを思い出しました。

め、銘仙がそんなに高くていいの?
相場は判らないけど…
柄だって特に珍しいものじゃなかったし。
奇抜な柄じゃないから逆に値が張ったのかしら…?


あ、この銘仙に黒い帯はどうかな!
ってもう夏…
袷の帯はきびしいなあ…
20070622091712.jpg

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昨夜、袷の銘仙を解いて洗濯しました。
八掛と胴裏が痛んでいたので、
裏を剥がして単に改造しようと思い立ったからです。
八掛(裾)・胴裏・袖口・襟が汚れていると、着る気がしないですもん。
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洗濯した銘仙です。
赤地に水色の四角(色紙とかいうべき?)が寄せ集まった柄行。
(手は比較用です)

ビシバシと糸を解き(引き千切るともいう←糸が弱っていたのでね)、
きちんと畳んで洗う準備をしていると…
げげ、左脇に汗染みが出てる!

私としたことが!!
不覚にも気づかなかったわ…!!
水洗いで落ちるかしら…くやしいぃ…
シミやヨゴレを発見するのに最適な方法は、
広げた着物をきちんと畳むこと!だと痛感しました。

しかし…どうしようかな〜
うーん…
ま、いっか〜
もしダメだったら帯にしてもいいし、
エマールでじゃぶじゃぶ洗っちゃえ〜

と「真夜中テンション」で洗濯進行〜(笑)。

今朝チェックしたところ、奇跡的に染みは消えていました!
うれしいな〜
ただ、銘仙って洗って干したらシワシワになるんだよね…
生乾きの状態でアイロンをかければいいんだろうけど、
眠いから寝ちゃったんだ…(←いつもコレ)。
今日の夜は霧吹き片手にアイロン地獄決定です…


洗った銘仙の八掛は絹、胴裏はモス(綿)、袖部分は紅絹が使われていました。
胴裏は捨てて八掛は材料に、紅絹は袷に直す時のために保管しておくことに。
袖にはたっぷり縫い込みがあり、長い袖に直して着るもの楽しいかもしれません。
(袖の長い銘仙(赤)を妙齢の私が着て歩いたらヒソヒソの嵐だろうけど)
その前に着丈が微妙な気もするので、袖は腰の継ぎにまわすことになるかも…。

さらに、洗ってから気づいたのですが、
比較的薄手の生地だったので単で着ると裂けるかもしれない…。
和裁に復帰したら、先生に相談してみよう。
20070621205901.jpg

近づくと黄色の十字が並んでいます。

なんとなく絣っぽい雰囲気(というかもともと絣技法なのかな?)。
くすんだ赤色なので、割と合わせやすいかもしれません。

しかし…予想通りアイロンがけがつらいです…
両袖と前身頃(右)をしたらもう…疲れた…
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今から5,6年前になるでしょうか、
着物に興味を持ち始めたばかりの頃、
骨董マーケットをちょこちょこ覗いていました。
着付けを習い始めたばかりだったので、練習用の帯や小物を物色したり…。

あるとき、かわいい感じの帯ばかりを並べているお店が目にとまりました。
遠州椿の連続柄の、ポップな色合いの帯が気に入ったので、
商品を整理していたお姉さんにお願いして見せてもらったのです。
「それ、見せてもらっていいですか?」って。
少し間を置いて「あ、はい」と持っていた帯を渡してくださったので、
「商品を並べてる最中に声をかけて悪かったかな…」と思いつつ、帯の状態をチェック。
かなり状態がいいものだったので、欲しいな〜、いくらかな〜、と悩んでいると、
お姉さんはどこかに行ってしまいました。

しばらくすると、別のお姉さんがやって来て、
「それ、かわいいでしょ〜」と声をかけてきました。
「ああ、お姉さんふたりで店番をしてるんだな」と納得しつつ他の商品を見せてもらっていると、
酔っ払った男性が絡んできたのです。
「アンタ、ねえちゃんのモン横取りしただろ!」って。
男性の横にいた女性は「もう、やめなよ」と腕を引っ張り困り顔。
男性のロレツがあやしかったので、お店のお姉さんもお客さんも
「気にすることないわよ。時々いるのよ、ああいう人」となぐさめてくれたのですが…

…もしかして、私がお店の人だと思っていたお姉さん、お客さんだったの?
そういえば男性の横にいた女性…に似ていたような…?
それなら何も言わずにお店を離れないで、
「それ、私が買おうと思ってるんですよ」とでも言ってくれたらよかったのに!
彼氏(?)に愚痴ったら、
お酒を飲んで気が大きくなっていた彼氏が文句を言いに行ってしまって…
という流れなんでしょうか…

結局、お店のお姉さんに迷惑をかけてしまったということで、その帯は買い取ったのですが、
1度、着付けの練習で締めたっきり、仕舞ったままになっています。
イヤな思い出がある物って、ほんと見るだけで悲しい気持ちになりますね。
でも、気に入って手に取った物だから大事にもしてあげたいし…

お祓いでもしてもらおうかしら…(ちょっと本気)

綿絽の帯なので、この季節になると毎年思い出します…ああしょんぼり。
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大型ハイビジョンテレビの広告にこんな文字が…

「幻の染め」

…?
気になったのでクリックしてみると…

光の種類で色が変わる染め!?
え?天然の染料でそんなことができるの?!
驚きと疑問が一緒に噴出してしまいました。

その染めの名は「黄櫨染(こうろぜん)」。

今から1200年ほど前、平安時代前期に生まれた黄櫨染は、
天皇により、天皇しか身につけることが許されない
禁色(きんじき)として定められたのだそうです。

び…びっくりするほど色が変わる…!!
この変わり様を見た平安の人々は、さぞかし驚いたでしょうね。


「色が変わる、幻の着物 黄櫨染(こうろぜん)」 このページのトップへ
私がまだ真面目に着付け教室に通っていたころ、
母親世代のおばさまがこんな話をしていました。

「若い頃の着物を実家の箪笥に入れたままにしていたら、
姪が着物に興味を持ち始めたとかで、勝手に着てるみたいなのよ…。
両親も亡くなってるから(実家に)行きづらいし…
今さら持って出るに出られないじゃない?
思い出の着物もあったんだけど、諦めるしかないわ…」

あわわ…
「それは叔母さんの着物だから、借りてもいいか聞いてからになさい」
とならなかったのでしょうか…?
蔵に箪笥を置いていたりすると、どれが誰のものか判らなくなるのかしら?


結婚後、和箪笥の置き場所がないからといって、
実家に着物を置きっぱなしにしていると、
二度と取り戻せなくなることがある…らしいよ…。

心当たりのある方、
お気をつけあそばせ!

でも、新婚さんのアパートに桐箪笥って難しいんだろうな〜。
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私がよく覗いているニフティデイリーポータルZに、
こんな記事が載っていました。

こ、こんなところで着物ファッションショーがあるとは!
楽しそうです!
(お召と銘仙の産地なのだとか)

着物姿のお客さんたちも、なんだかいい感じ…。

モデルさんたちはボランティアでの参加だそうですが、
ポップな着こなしがよく似合っていてカワイイです!
黒地に水玉の半襟に赤・黄・紫・白の銘仙(?)を着たお嬢さん、
よーくお似合いですよ!

照れくさそうなのがまた初々しくていいです〜。

イマドキの女性が昔の華やかな着物を着ているのを見ると、心踊りますね。


このポータルサイトでは、ほかにもこんなことに挑んでいたり…(ちょっとやってみたい 笑)。
面白くて大好きです。 このページのトップへ
ここ数年の間に、ぐぐぐっと着物にのめり込んだ
娘さんたちの間で話題沸騰だったこちらの本、
やっと読むことができました。

着物女のソコヂカラ 着物女のソコヂカラ
(2007/01)
ブルース インターアクションズ

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最初は買おうと思っていたのですが、
中身を見ずに買うのはなぁ、と逡巡していたのですよ…(近ごろ慎重派)。
というわけで「中を見て、良かったら買うことにしよう」と
いつも通り図書館にリクエスト(笑)。

素敵な表紙(このモデルさん、大好き)にときめきながらページをめくると…

「う、よ、読みにくい……」

大小さまざまな明朝体で映画の一場面が説明されている…
よ、酔いそう…

気を取りなおして、
豆千代さんと石田節子さんのコーディネイトの共演を楽しもう…。

映画からインスピレーションを得たコーディネイトは素敵!
メイクもヘアスタイルもうきうきする感じです。

しかし…コーディネイトの説明文に明朝体とゴシック体が入り混じってて…
すこぶる読みにくい…
(体調がイマイチだったからかしら?)

こ…これは…
図書館に所蔵されているものを時々借りて読むのがいい、かもしれない(私はね)。

でも表紙が素敵なので手元に置きたい気もしますー。
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単の紬を洗濯しました。




手触りがパリパリで、
大島みたいな…銘仙みたいな…なんだろうこれは…
という着物です。
本当に紬かどうかも謎。
(裏と表が同じ柄なので、少なくともプリントではないと思う…)

裃みたいにパリッパリなので、
洗うと少しはマシになるかな?と思ったのですが、
相変わらずパリパリです。

袖を通すと体に添わないったらありません。
体に添わないと、下に着ている長襦袢が見えてしまいます。
裄出しをするべき…だろうな…。

地味かわいいので早く直してあげたいな〜
20070608154421.jpg

でもこれ、どう見ても秋色ですね。


最近コテンパンに参っているので、
和裁に行く元気が出ずお休みしっぱなしです。
7月からは仕事も落ちつきそうなので、なんとか行けるかな…
上達への道は果てしないですね…(遠い目)。


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運良く有松にも寄ることができました。

20070605130921.jpg


ご覧なさい、この絞りっぷり。

どのお店にも、どの地元の人にも、
『絞り』に対する愛情とかプライドとか、
盛り立てていくぞ、という気合とかが滲み出ていました。

祭り半纏にも、もちろん絞り模様が。
格好いい〜

絞り浴衣を着てタスキをかけた女子が、
人力車を引く男子とキャッキャとじゃれている姿を見て、
学園祭のノリを思い出してしまいましたが(笑)、
若い衆が地元のお祭りに参加しているのを見ると、
「この先も安泰だねぇ」と婆さんみたいにしみじみしてしまいます。

知人は、
絞り?どうでもいいけど、行きたいっていうなら、別に、
と同行してくれたのですが、

ぐるり一通り見て回ったあと、
「目が肥えたと思うよ。あのね、売ってる絞りの反物よりも、
反物を売ってる店員さんの着てる絞り浴衣の方がいいみたい」
ですって。

その通りだよ。

「それにしても、すっっごく高価なんだね、絞りって」
それもその通り…。

見るだけ見るだけ(笑)。


20070605130957.jpg

からくりにも人だかりが。
にぎわっていましたよ。


SOU・SOUの商品も展示されていました。
大胆で斬新なイメージ。

浴衣と同じ生地で作った座布団も置いてありました。
20070605131039.jpg 20070605131202.jpg
これ、かわいい。


着物姿もちらほら見かけました。
「すってき!」と思ったのは、駅で見かけた年配のご婦人1人くらいかな…
絣(多分)の単に、ミンサーっぽい辛子色の半幅帯をキリリと矢の字に結んでらっしゃいました。
知人が反応したのもその人だけだったかも。
「おぬし、やるな…」と思いつつ、
見る目が「いいとこのコ」っぽいのが鼻につく…(すみません)。

絞り浴衣を着た男性店員にもチェックを入れていたっけ。
「襟の終わりが太ももの横(外側)にいきすぎ。もっと前にこないと」
って…ピーコか?!


こっちも、楽しかったです。 このページのトップへ
名古屋。

20070605130228.jpg


伊藤若冲展(プライス・コレクション)を観に行って来ました。
日曜日とあって、会館とほぼ同時に着いたにもかかわらず、行列ができていた…。
すごい人気。

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そして目玉(?)らしいタイル調の絵には黒山の人だかり…
同行した知人は「この絵の良さがよくわからないんだよね」と言っていました。
確かに異彩を放ってたよ!
なんていうか
「新しい画法にチャレンジ!で、こんなのができちゃった!」
みたいな雰囲気満載で、
「これを描いてる時、楽しかっただろうな〜」なんて思ったり。

私が気に入ったのは「三千年の桃」(正確な題名を忘れた…)。
英題は「インモラルな桃」(笑)。
英語のタイトルってほんとに面白い。
女性が舞いを踊っている日本画のタイトルが「ダンサーズ」ってなんだかもう…(笑)。


ぐるりと巡って出口を抜け、物販コーナー(笑)に向かうと、
小さな机におじいちゃまが向かっていらっしゃる。
隣にはショートカットの白いおぐしも美しい、日本女性が。

「……?」
「この人、もしかしてプライスさんじゃない?」
「え?ほんとに本人?!」
「ほら、図録買った人にサインしてるって紙が…」
「わ!ほんとだ!!」

そうだ、そういえばTVの若冲の特集番組で、
プライスさんの奥さまは日本人だっていってたっけ。

ちょうど絵についてお話がしたかった知人は、
私に図録を押し付け「GO!」と放ち、
奥さまとぐいぐい話していたよ…
よかったね…

なによりびっくりしたのが、
奥さまの出身地が私の出身地と一緒だったこと。
「先日も帰っていたんですよ」と白い歯キラリ。
好奇心あふれる瞳をかこむ黒いアイラインと、
あの日本海側の曇天がまったくリンクしなかったわ…(笑)。


うん、楽しかった。




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