かわいいし便利。
そんな印象の本でした。
振袖を着たとき、袖から襦袢が飛び出さないように、
たもとに入れておく重り「つばさ」の作り方が
載っているのも嬉しかったです。
(成人式で配るといいかも。みんな袖を振り乱して再会を喜んでるから 笑)著者が色々試した結果を知ることができるのがミソ。
ただ、文字と写真がちっちゃいです〜
もっと大きくて見やすかったら☆5つなのに(笑)。
著者は、日本一の和裁士さんなのだそうです。
その通りに、内容にも一切迷いがありません。
スッキリキッパリです。
寸・尺をセンチ・ミリ換算にしようとして、混乱している業界に対し、
「着物を身につけたとき、2ミリ3ミリは問題になりません」
といって、
「一分は4ミリ、一寸は4センチ、一尺は38センチでいいのです」
と新しいものさしを考案される柔軟さ!!
和裁のときにミリ単位で混乱している私は、まさに目からウロコが落ちましたよ!
そしてコーリンベルトは「高林さん」が考案した物なのだと初めて知りました。
すごい…ブリヂストンみたいだ…!

上記の本にも
「しつけ糸は取りましょう。長襦袢の仕立て直しを頼まれた時、
しつけ糸がついたままの物があります」
とあったので、私が「すべてのしつけ糸は取るもの」とインプットしていたのは、
この方の著書の影響だったのかしら…?
ということは、下記の本のどちらかに記載されているのかも…
近いうちに読み返してみよう。
和裁の本も出されています。
倒れそうなくらい高額(笑)。
もっと和裁が上達したら購いたい…と思っています。
3・4年前、私がまだ着付け教室に通っていた頃のお話。
生徒さんのほとんどが母親世代だったのですが、
その中に身長の高い方(関東出身)がいらしたのです。
私より高かったから、160ちょっとあったのだと思います。
その方は、お母さまが着道楽だったとかで、
「娘時代に、姉と一緒にあれこれ仕立ててもらったの」
と思い出話に花が咲き…
「でもね、仕立てあがった着物はつんつるてんなのよ」
な、なぜ…?
そういえばいつも着付けにくそうにされていたような…。
正確な答えは忘れてしまいましたが、
「姉のサイズで作られてたのよ」
といったようなお返事だったと思います。
それはなんだかおかしな話ではないかい…?
お姉さんより妹の方が大きいんだから、
妹に合わせるべきなのでは??
あっ!!
そうじゃないんだ!!
まだ日本人が奥ゆかしい時代だったんだ!!
「お店や仕立て屋さんに『本当のサイズを言うのが恥ずかしい』から」なんだ!!
お姉さんに合わせた、のではなく、
『標準寸法』(たまたまお姉さんにジャスト)に合わせた、というのが正解なんだ!
ちょっと驚いてしまったお話でした。
あれやこれやとイベントがあり、
気づくと和菓子にまみれていました。

目に美しい和三盆の干菓子。
ふくら雀が愛らしいです。
音符も素敵。
こちらの菊は手作りです!売り物みたい!!
きんつばは金沢のお土産でした。

いくら油脂が含まれないからって…
これだけ食べていたら…膨らみますわぁ…
嬉しい悲鳴ですね。
映画『大奥』の衣装(打掛)を紹介した写真集です。
映画は観ていないのですが、気になってしまって。
琉金(金魚)の手描打掛が素敵…
金泥描の鯉も格好いいです。
唐織はクリーム色(たまご色?)の物全般が好みでした。
黒地だけれど、製作に2年を費やしたという
宝尽くしの刺繍打掛も素晴らしい!
宝尽くし文様が大好きです。
唐織では、杉田かおる演じる「宮路」が纏っている
「伊万里絵皿文唐織打掛」が印象的でした。
あれは本当に素敵。
彼女にしか着こなせないのではないかしら。
実際にこういう着物を着て暮らしていた女性がいたんですよね…
そりゃあ町の娘は憧れますよ〜
帯留、袋物に続く第3弾。
日本人の黒髪を飾る「髪飾り」です。
アールデコ…鼈甲…芥子真珠…ガラス…
う〜ん、つくづく目の保養です。
美しい黒髪を「烏の濡れ羽色」「緑の黒髪」なんて表現しますよね。
そういった豊かなまとめ髪を彩る、素晴らしい品のオンパレード。
くうう、極細猫っ毛でちっとも漆黒じゃない地毛が憎らしいわ。

ああ!アマゾンに画像がない…!
いつものようにフラフラと着物サイトを巡っていたら、
こちらを発見しました。
『HIROCOLEDGE』現代の絵羽着物!
「どこかで見たことあるなあ…」とデジャヴを覚えたのですが、
ああ、あの雑誌で取り上げられていたんだ!
北欧っぽいような、でも丸のところが鯉のぼりの目みたいな、
不思議な着物でした。
『easy traveler 07「特集JAPAN」(発行:EASY WORKERS)』確かこの号に掲載されていたように思います。
懐かしい…天袋をひっくり返して探し出し、久々に読み返してみようっと。
もりたもとこさんの記事を、確か「七緒」で…
ん、クロワッサンの「着物の時間」だったかな?で見かけ、
興味を持ってあれこれ検索したのが数年前。
たどりついた「
Kimono Internet Club」に、
「
きものあそび」がありました。
着こなしや和の物を色々と紹介されているのは、
「ポップかわいい」牧野茜さん(静岡出身・京都在住)と、
「コンサバかわいい」川中淳子さん(京都出身・京都在住)。
このお二人の着こなしは…
牧野さんが「関東っぽい雰囲気を残しつつも京風味」で、
川中さんが「若々しく現代風ではあるけれど芯はしっかり京はんなり」…ではないかしら?
この加減…私の求めている「かわいい、でもスタイリッシュすぎない」着こなしに近いかも!
牧野さんのコーディネートを見ていると、
「女の子でよかった〜」と思ってしまうのです。
ああ…着物を着ておでかけしたいなあ〜(禁断症状が!)
「機織」とか「絣」とか聞くと、
体がギュウっと反応することに気づいて、早数年。
絣の着物に思い入れや憧れがあるわけでもなく、
「野良着」とか「手間がかかる割りに地味」なんて印象を持っていたりします。
それなのに、なんでこんなにギュウっとするんだろうか…
謎を解きたくて関連書物を読むことが多くなりました。
中でも、福井貞子さんの著書は「うむうむ」とうなずきながら読んでしまいます。
研究対象であり、フィールドワークでもありながら、物語を感じさせるというか…
単に、登場する土地に親しみがあるからかもしれませんが(笑)。
染織の文化史―木綿と藍 / 福井 貞子「うむうむ」と本を読んで、ちょっと頭が疲れたときに、
『七緒』で紹介されていたこの本を読みました。
単なる「女優のエッセイ集」ではなく、
愛する品々に囲まれた居心地のよい暮らしを綴った、
実に気持ちのいい随筆です。
語り口調も清々しい…
物を増やしてばかりの「欲しがりな自分」を見直したくなる本です。

縫う予定です。
銘仙のようなツルリとした手触りの反物です。
しかし『鶴谷手織』ってなんだろ…
聞いたこともありません。
私のような初心者でもできるのか先生に確認して、
胴抜きで仕立てるつもりでいます。
思いのほか透けるので、八掛をどうするか思案中…。
ぼかし八掛でも透けるんだよね…
いっそ単にするべきか…
悩ましい限りです。
先日、久しぶりに着物スペースのあるリサイクルショップをのぞきました。
お店ができたばかりのころは「着物に詳しくない人が値段をつけてるのかな?」
という掘り出し物もチラホラあったのですが、
最近はウールの半幅帯(使用感アリ)が千円を超えてたりする…
面白い柄ならまだしも、昔ながらの絣風ウール着物も妙に高い…
びっくりです。
着物ブームなんですねえ。
結局ピンとくる大物もなく、
面白い柄の襦袢と新品の八掛生地があったので、
替え袖用と練習用にしよう、と手にして店内をふら〜っとしていたら…
「あら!こんにちは!!」
う、知り合いの奥さん…(年に1、2回会う程度)
「どうしたの?なに買ったの?やだ、こんなもの買ってどうするの?!」
放っておいてくださいよぉ…
そして大声出さないで…お店静かなのに…
「なにアナタ、これどうするのよ」
ううう…答えないと離してもらえないのね…
「手芸に使おうと思って…」
「ああ〜これ(襦袢)は錦紗ね」
やめて…人が持っている品物をベタベタ触らないで…
「アナタわかってないわねえ!ほら、ここにある着物を順番に触ってごらんなさい!
いい生地っていうのはこういう生地をいうの!!これはダメね!!
アナタがいいって思う着物選んでみなさいよ、私が判定してあげるから!」
だから声大きいですってば!!
判定していただきたくもないですし!
店員さんが近くにいるのに、置いてある商品にダメ出しするってどういう神経してるの?
怖い…怖すぎる…
誰か助けて…
「それにしてもアナタ、そんな色の悪い八掛買ってどうするのよ」
だから…店員さんいるし…(泣)
私が練習用じゃなくて純粋に『この色好き!』って思っていたら、
とんでもなく失礼な発言をしてるって気づかないのかな?
私の親より年上なのに…
なんだろうこの寒気がするほどの空気の読めなさは…
私が引きまくっているのに全く気づかない奥さんは、
執拗に私に絡んできます…
「やめなさいよ、そんな八掛。こっちの着物(八掛と同額)を解いて使えばお得じゃない」
…古い八掛に合わせて衿下の長さを決めるのはちょっとどうかと…
というか、放っておいて欲しいです…奥さん…
「私、和裁を教えてもらているので、こっち(新品)の方が…」
「えッ!?アナタ和裁教わってるの?誰に?どこの人?いくらで?!」
やぶへび…?
「……」←もう余計なことは口にしないでおこう…
「私も和裁習いたいのよ〜あなたいつ行くの?一緒にご挨拶したいわ」
「…定期的にしていないんで…(事実)」
「お茶を習ってるから、着物縫いたいのよー。ちょっと先生に聞いてもらえる!!?」
奥さんと一緒にお稽古するの、どう好意的に考えようとしても嫌だわ…
そして「奥さんを紹介した私」に対する先生の評価がどうなるか、
ちょっぴり考えただけでも恐ろしいわ…
曖昧な薄ら笑いを浮かべて、奥さんから少しずつ距離をとった私は、
試着室に逃げ込みました。
奥さんも自分のお買い物の専念されている様子でしたしね。
助かった、と胸をなでおろし、
襦袢の状態を広げてチェックしていたら…
「しなこさーん!!しなこさんいないのー?」
奥さんが大声で私を呼んでいる…
静かな店内に響く奥さんの声…
「しなこさん?しなこさーん!!」
ち、近づいてくる…
たすけて誰か…
恥ずかしい…しかしそれ以上に…
怖い!!「しなこさんいないの?しなこさーん?どこいったのかしら」
こ、声を出しちゃダメ…!
息をひそめて嵐が過ぎ去るのを祈る私。
「……」
勝った…
どうにか逃げ切れた…
私は「ホラー映画で真っ先に殺される役」ではなかったようです。
しかし試着室に踏み込まれていたら、
冗談抜きでスクリーミング・ホラー状態でしたよ。
ちなみに、奥さんの旦那さんはとてもいい方です。

紅葉も色づきますよ。

紅葉です。
著者は石田節子さんのお弟子さんだそうで、
なるほど江戸好みだなあ、という内容でした。
スッキリしていて、とてもスタイリッシュ。
しかし…茶も鼠色もあまり得意でない私…
どちらの色も、ほんのりピンクが感じられないと
自分には似合わないように思うのです。
グレーよりも、グレイッシュピンクが好き、といったふう。
ん、でも赤茶は苦手かも…
実は私、
着物は「ちょっとイモくさいくらいが可愛い」のではないか、
と頭のどこかで思っているフシがあります。
変かしら…
クッキリパッキリ垢抜けた「江戸小紋」も素敵だけれど、
はんなりほんわか女らしい「京友禅」も素敵だもの〜
江戸の『スタイリッシュモダン』は、
「キャリアウーマンのスーツ」っぽいと思うし、
京の『トラディショナルはんなり』は
「若奥様のお出かけ」みたいに思えるのですよ。
これ…どっちも私じゃないよなあ…
江戸と京の真ん中くらいの「好み加減」の着物本、
あったら嬉しいかも…
最近、自分の着物姿を振り返っています。
『着物のお正月』である、秋になったからでしょうか。
今一番気になっているのは、補正。
柔らかものときは、胸と腰にタオルを入れているのですが、
厚手のウールや、ざっくりとした紬のときは、
腰だけで胸には入れていません。
胴全体にタオルを巻くと、
正面の姿がお相撲さんのまわしみたいに見えやしないかしら、
と気になるからです。
(長い帯板を使うと、まわしのように見えやすいそうですよ)
顔がまるいからゆったり着付けだと太って見える、気がするので…
乙女はいくつになっても「ほっそり見せたい」のであります。
が…振り返ってみると、着物を着たときの胸の下、
いわゆる「鳩尾(みぞおち)」のあたりが
やけにスカスカしていたような…
うーん…特に薄っぺらい体型でもないのに、
一体どういうことなんだろうか…
やっぱり補正が足りないのかな。
帯結びのセオリーに則って、
「下を締めて上はゆったり」にしていたのですが…
ゆったりしすぎだったのかも?
次は鳩尾にもタオルを乗っけてみようかしら。
ベストな補正を見つけるのも一苦労ですね…
つらつら思考をめぐらせる秋の夜長でありました。

四葉でした。
色も形もかわいくてよかった〜
この家紋、実は、最近お気に入りのお茶『綾鷹』のHPで
瞬時に作り出してもらったものなのです(瞬時…笑)。
その名も
『綾鷹KAMONジェネレーター』。
四葉紋の私は、「
争いごとを遠ざけ、平和を好む温和な性格」だそうで(ここは納得)、
「
周りとの調和を大切にし、多くの人々と手に手をとって生きてゆけば必ずや、
あなたも、そしてあなたを取り巻く人々も平穏で素敵な人生を送れることでしょう」
…私…どちらかというと調和を大切にしているよりも…
知らず知らずのうちに振り回している人間のような…(油汗)
「平穏で素敵な人生」を、私を取り巻く人々に送って頂くために、
お願いだから「手に手をとって生きていって欲しい」、
という私へのメッセージなのでしょうか…
「
持ち前の優しさと協調性を大切にして、素敵な日々を過ごしてください」
なんと!
隠れ武闘派の私に対する、やんわりとした、しかし激しい牽制!!
心して日々を過ごしたいかも、と一瞬思ってしまいました…
でもね、「戦わずしてなにを得る!!」という武闘派の自分も、
もしもの時にとっておかないと、誰も助けちゃくれないと思うの。
(この考えは長期にわたる一人暮らしの弊害かもしれない…)
「そんなのできなぁい」なんていうお嬢さん!
鎧のかわりに「乙女の皮」を身に着けて、
キラキラおねだり光線を発射をするのも、武闘の一種ですよ〜
柔能く剛を制す、だね!
しっかしこの技、会得するのが相当難しいんですって…
ほら、こういうのって天性の…
修行じゃどうにもなりませんの。