きもののひ

着物にまつわるあれこれを綴ります。

数年前、着付け教室で着付けた小振袖の写真を頂きました。
「整理していたら出てきたから…」と紗のかかったような小母様が…
いつ会っても素敵な雰囲気の人だなあ…

写真は…慌てて着付けたのでグダグダです。
袖の長い礼装と二重太鼓に翻弄されてしまいました。
(着付け教室の時間が2時間で、うち30分は先生の講義)
前帯はシワシワ…
後はナナメ…
ひゃあ〜!見るからに駄目な着付け!

でも、かろうじて衿元はちゃんとしています。
ちょっとした執念を感じる(笑)。

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この小振袖…もうそろそろリミットが来てしまいそうな感じですが…
幸い柄が小さいので、なんとかなりそう?
あと数年は着られるかな…。

愛妹の結納に着付けてあげようかしら。
あのこ、結納なんてするのかな?
するんだったら、一度も振袖を着たことがないみたいだし、着せてあげたいんだけど。
今どきする人はめずらしいみたいだからなあ…。

この小振袖より、きちんと大振袖(今はほとんど中振袖?)がいいのかな。
ただあのこ、汚し魔なんだよねぇ… このページのトップへ
女優でもモデルでも伝統芸能一家の奥様でもなさそうな人の、単独着物MOOK…
そして写真撮影はシノヤマキシン…
この人、一体何者?!

Shincho Mook Special きもの万華鏡 星野桜子――魅せます、お誂え (SHINCHO MOOK SPECIAL) (SHINCHO MOOK SPECIAL)Shincho Mook Special きもの万華鏡 星野桜子――魅せます、お誂え (SHINCHO MOOK SPECIAL) (SHINCHO MOOK SPECIAL)
(2007/08/20)
星野桜子

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頭のてっぺんから爪先まで、最高級の物で飾り、
自分の魅力を存分に発揮できる女性…
ほんと、いろんな意味でスゴイです…
セルフプロデュースの鬼…
どのコーディネートも「完璧」で「個性的」で「似合っている」んですよ。

メイクや衣装でこんなにも印象の変わる人がいるなんて、驚いてしまいました。
セレブリティーではあるけれども、芸能人じゃないんですよ!


私は華やかメイクのパーティー仕様のコーディネートよりも、
夏着物の清楚なコーディネートが素敵だな、と思いました。
なにしろ『パーティーで主役になれる人のコーディネート』なのですから。
夏なら多少…いえ、ほんのちょっぴりなら参考になりそう、という印象を持ちました。


どれくらいの人の共感を得られるかは判りませんが、
(他の人の参考になるか、といわれると「……」です。
本人にしか似合わない、と断言できる、と言っても全然大げさじゃない)

彼女の気合と熱意に突き動かされるのは間違いありません。 このページのトップへ
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緑色のお菓子が若草です。

甘いそぼろの中は求肥で、大好きな和菓子のひとつ。

ああ美味しい…
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奇妙なタイトルですが、好みの文様のお話です。

着物の文様の好みが、だんだんはっきりしてきました。
意識して色々な着物を見るようになったからでしょうか。

もともと花や実や動物など、自然のものは好きなのに、
扇(末広や桧扇)がなんとなく苦手で、
「直線で表現されるものが苦手なのかな?」とぼんやり思っていました。
(団扇は扇より好きなので余計にそう思っていた)

しかし、おめでたい柄なので、どこかしらに扇は潜んでいます…
地紋がビッシリ桧扇…いいけど…
傘ビッシリの柄や地紋にもびっくりする…
地紋は雲とか霰とか四君子とかがいいなあ…
ん、紗綾型だけ、っていうのはちょっと苦手かもしれない。

橘は大好き!
いつか橘の着物と帯が欲しいなあ、と思っています。
あのフォルムも好きですし、吉祥文様なので季節も問いませんし。
非時香果(ときじくのかぐのこのみ)…山岸涼子だ…

あ、おめでたい柄でも、鴛鴦は好きだけど鶴はちょっと苦手かも!
鶴…ふーむ…なんでだろう…首が長いからかな…?
松喰い鶴はモチーフとしては好きなんだけど…
絵にもよるんでしょうね。


この前ふと思ったのは、
薄い地色の着物に黒い色で絵付けされているのが
あんまり好きじゃないかも…ということ。

薄桃色に黒色の御所車がドカーンと描かれていると、
「ま…負けました…」と思ってしまいます。
御所車自体はそこまで苦手じゃないんですけどね。
銀糸の御所車の帯もあるし、
着付け教室の方に練習でお借りした振袖も金糸が主の刺繍の御所車で、
とても素敵だな〜と思いましたし。

おそらく「漆の黒を表現」した感じがダメなんだと思います。
グレーで表現されていたら大丈夫だと思う。
自分の顔や雰囲気に「パキっとした黒」が合わない気がするんだろうな〜

友人の女将なんかは、御所車どころか
平安絵巻にあるようなエ霞と御所と牛車と人間がびっしり描かれた
個性的な着物も余裕で似合いそうですもん。
なにしろ顔が負けない。
昇り龍とか、唐獅子牡丹も平気で着こなしそうだ…
明らかに素人さんじゃなくなっちゃいますけど(笑)
玄人さんというか…むしろそのスジの姐御というか…

友人としてはその方向で進んでいって欲しいんですが、
和裁士であるママ上が全力で阻止するでしょうね(笑)。
格好いいのにー
だったらせめて縞に銀座結びで…

ちなみに、柄に負ける負けない以前に
「人間が着ている着物に人間が描かれているって、どういうこと?!」
と思う私は、唐子までが限度です(笑)。


器物が引っかかるのは、
無機物なのに、人間の歴史や想いが染み込んでいそうなのが苦手なのかな。
無意識に付喪神の気配を感じていたりして(笑)。
宝尽くしや玩具柄は大好きなんですけどねえ。

そういえば、家とか橋とかもあんまり好きじゃないようです…
御所解き文様とか茶屋辻とか…
あの家はなんだろう…と着物に興味を持つ前から思っていました。
どこかに「人間の気配」を感じるからでしょうか?
実物を見たら「綺麗!!素敵!!着てみたい!!」と思うはずなんですけどね。
不思議なことです。

柄や文様や絵付けの印象で、
こんなにも好き嫌いが分かれるというのが意外でした。


よくわからないまま着物や帯をすすめられて、
着る段になって「なんかしっくりこないな…」ということがないよう、
勉強勉強、の日々ですねえ。 このページのトップへ
何気なくワールドビジネスサテライト(ニュース)を観ていたら、
江戸切り子や「有松・鳴海絞り」といった単語が聞こえてきました。

最初から観ていてたわけではないので定かではないですが、
おそらく『技あり!ニッポンの底力』というコーナーだったようです。

20071211114428

ブランド名までは出てこなかったけけれど、
このシャツ…SOU・SOUじゃないかしら…?
有松のお祭りに行ったとき、見かけたような記憶があります。

このシャツに使われている技法は、まだ海外に流出していないそうで、
日本だけでしか作れないものなのだとか。

今の日本に出回っている絞り製品は中国製がとても多く、
日本の製品との差別化を図ろうにも、
「日本製」「中国製」と区別することが難しいのだそうです。

おまけに!!
絞り手さんの時給、200円ですって!!
(↑時給に換算すると、という意味です)
なんてことだろうか…

私も「和モノ好き」ということで、
ニッポンの技を知って伝えて広めていきたいな〜と思いましたよ。
そんな大仰なことはしませんけど(薀蓄語る人って鬱陶しいし 笑)、
まずは「みんなで浴衣でお祭りに」、とかね。
「和っていいね〜」って思いますよ、なんだかんだ言っても日本人だもの。


実は密かにニュース好き。
観たい番組がないときは、ニュースのはしごをするほどです。
当地のTV局名を覚えていないので、確認は夜のニュース名で(笑)。
「え?どこの局?23?ZERO?ニュースステーション?クリステル?」みたいな。
ん?クリステルは局名じゃないな…!


『技あり!ニッポンの底力』アーカイブは現在準備中です。
『トレたま』いいよね!
『ワールドビジネスサテライト』
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『A MODERN TASTE OF LATEST FASHION』
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とタレの界切り線(オランダ線?)に金糸で織られている変カワイイ帯です。

この帯、古いことは古いのですが、まだ十分締められる状態にあると思う…

なのに、真ん中の折れ線を見たら判るように、
名古屋帯から半幅帯に作り直してあるんです…!!

なんでそんなことしたんだ!!
しかも全通ならともかく、胴部分がお太鼓柄!!
意味が解らない!!


当然「細工用」として販売されており、
帯としては使えないとわかっているのに
笑顔(?)の猫に惹かれて購入してしまいました…

猫、白鳥(緑だけど)、花兎。
好きなモチーフがてんこもりです。
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ダメ元で名古屋帯に仕立て直して、クリーニングに出してみようかな。 このページのトップへ
いろいろな情報をもたらしてくださって、ありがとうございます!

やっぱり、止金や改良枕は著作権(?)があるのかも。
おおっぴらに使い方を公表してしまうと、
着付け学校に通わなくてよくなっちゃいますもんね。
おまんまの食い上げですよ(この言葉初めて使った… 笑)。

私は長○静の改良枕を使っているのですが、
着付け道具の販売サイトでは「M姿」と伏字になっていたような…
業界の謎に触れた気がしました(笑)。


ひょっとすると、謎の衣紋抜きも、
どこかの着付け学校が考案したものなのかもしれません。

これが噂の「衣紋抜き」(多分)の実物です。
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ゴム製なので、わりとゴツイんですよ。
これを背縫い側の衿元につけたら、単や薄物を着たとき、表にひびかないのかしら…
(私はおしりの上あたりまである、長い衣紋抜きを使っています)


水面下でリサーチを続け、いつか使い方をマスターしたいと思います(意欲的)。 このページのトップへ
両面使える染め帯です。
丸帯のように、広い幅で作られていました。
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ちょっとくたびれていたのですが、
鳥柄ということと、色の感じが気に入ったので、
「自分で洗って仕立て直そう」と購入しました。

水洗いしてから、私でも縫えるかどうか和裁の先生に見て頂いたところ…

「あら、これ、いい帯になりますよ。
悉皆屋さんで洗い張りしてもらった方がすっきりしますよ」

と言われてしまいました…
う、うーん…そうなのか…
いい帯になる、って言われてしまうと、
ちゃんと手をかけてあげたくなるのが人ってもので…

ところがこの近辺の悉皆屋さんって、
みーんな京都に持って行ってるみたいで、
どうにも割高なんですよね…

ううむ、
この前なにかの雑誌で見かけた、
「洗い張り2000円」の『そめの近江』さん、ちょっと気になるなあ…
帯だけじゃなくて、ぺちゃんこの羽織も洗い張りしたいんだよね…

こんなふうにメンテナンス費用がかかるっていうのも、
着物離れに拍車をかけているような気がする今日この頃です。
大流行のアンティークや古着や激安浴衣も、
買った値段よりも高いメンテナンス代がかかったら、
「ま、古着だしね」ってポイ捨てされてしまいそうで…

私を含め、おしゃれ着感覚で着物を楽しむ人たちの、
唯一の悩みは「メンテナンス」なのです(間違いなく)。
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実家の箪笥にひっそりと紛れ込んでいる物体…
それは、謎のお道具…

経年によるシミを浮かべた薄ピンクのそれらは、
「これ、どうやって使うんだろう…というか、何?」
という疑問を投げかけられながらも、沈黙を守り続けています。

謎のお道具 其の一『止金』
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色々な呼び名と形状があるようですが、
今手元にあるのがこちらです(多分)。
これ…帯をはさんで使う物だと思うのですが、
どうやって使えばいいのかわかりません。

著作権(のようなもの)があるのか、
おおっぴらに公開されていないような…?
誰かの着物本に「半幅帯を結ぶときに便利!」とあったので、
ぜひ使ってみたいのですが…
何かの本に掲載されていないのかしら…
ご存知の方、いらっしゃいます?

謎のお道具 其の二『衣紋抜き?』
20071207135500.jpg

ピンク色のゴム製で、三角形。
大きさは三角形の1辺が約3〜4センチくらい。
これ…衿の背縫い側(背中心)に縫い付けて使う衣紋抜き?

イラストのように、ピンクの線部分に紐を通して使うのではないかと
予測はしているのですが、用途がわからないままずっと居ます(笑)。


そのほか、使い方のわからない二部式帯、中途半端な幅の紐など、
実家の和ダンスは謎めいた道具に満ち溢れています…。
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ウールにしても絹にしても、単の着物の裾がめくれて、
白い裏がチラチラすると浮かない気持ちになる…
と和裁の先生がおっしゃっていました。

そうなんですよね、うん、解る。
私もそうです。

ただし、プリントウールを除いては。


肌が弱いせいか、ハイネックセーターを着ると
首がチクチクイガイガかゆくって、落ち着かなくなります。
しっかりした織りのウールやモスの襦袢も、
物によってはやっぱりチクチクします。
麻混の夏着物も、腕と足首がチクチクして浴衣としては着られません。

ああ!
「ウールのチクチク感が大好き」という知人がうらやましい!!

そんな中、薄手のプリントウール(大抵裏が白い)は
着ていてもあまりチクチクしないのです。
薄いから体にもよく沿って、武張ることもありません。
洗ってもシワクチャにならないところも好きです。

なのでつい、プリントウールだけは大目に見てしまい、
裏が白くて微妙だなあ、と思いながらも着てしまうのでした。
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ほら、白いでしょう(笑)。

ところが、最近あまり姿を見かけなくなりまして、
どこへ行ってしまったのかしら、と寂しく思っている次第です。
高級な織りのウールはよく見かけるんですけどねえ。

見かけるうちに反物を買っておけばよかったなあ…。

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これは今唯一手元にある染めウールの反物。
とっとと仕立てないと着られなくなりそうな柄です。

こういう古い反物に付いているタグ(の売り文句)が好きで好きで(笑)。
『きびしい検査に合格したウール着尺』
『はまゝつ ウール着物』
『小巾織物振興協会』
なんだかときめくんですよね。 このページのトップへ
去る月曜日、和裁の教室がありまして…
胴抜きに仕立てる予定の反物の、裁断と印しつけをしたのですよ…

仕立てたい反物を2つ持って行って、
先生がGOサインを出した方を仕立てようと思っていたのですが、
2つとも柄合わせをしなくてはならなかったので、
ついでだからと一緒に裁断することになりました。

そうしたら…

「あ!!」

え…?

「ごめんなさい、お袖が短くなってしまったわ」

えええええっ?!

「これは1尺3寸で仕立てましょう」

うそぉ!!
裁断ミス?!

私…袖は長い方が好きなのに…
袖…49センチか…
(っても2センチくらいしか変わらないんですけど)

まあ…切ってしまったものは元には戻らないので、
ショックを隠して作業を続けたのでした…


人間の手でやることなので、
完璧なんてないとは解っているのだけれど、
なんか…染みがある部分が下前のおくみになっちゃってるしさー
これ、掛け衿の下に入れる予定じゃなかったっけ…?

先生に頼りっきりの状態なので、的確な指摘なんてまだまだの状態。
自分の不甲斐なさに目眩がしますよ。


こういうことがあるから、
失敗しても成功してもすべて自分の責任になるように
『自分の手でやりたい』んですよねえ…

ちっともできた人間じゃないため、
そうしないと人のせいにしてしまいそうで怖いのです。

ますます精進しなくては!
それもこれも、勉強ですよ!

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子どもの着物に縫い付けられている腰紐(?)の飾り縫いに興味があります。

松葉だったり、本で見たことのあるおめでたい幾何学模様だったり、
色々なバリエーションがあるのですが、
どれを見ても、子どもの健やかな成長を祈って縫ったんだろうなあ、と
ほっこりとした気持ちになります。

先日見かけた男児の着物には、
「壽」の文字が縫われていました。
はじめて見た!

20071202131317.jpg


七五三シーズンだったので、タイムリーだな、と思いながら撮影しました。
状態が良かったら、買ってしまっていたかも!
あぶないあぶない(笑)。
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