きもののひ

着物にまつわるあれこれを綴ります。

明日から「初秋の候」ですね。
ティーンの頃の夏休みって、そりゃあもう長く長く感じたものですが、
あっという間に8月もおしまいです。

図書館で借りていた古事記や日本書紀関連の書籍は積んだままの状態で、
息抜き用に借りた着物本ばかり読んでいました…。
思いのほかバタバタしていたようです。

まだ若い(といっても妙齢だけど)せいかもしれませんが、
今若い女子たちの間で流行っている紬にピンとこないんですよね…。
いくつか持ってはいるものの、なあんか地味?
(ほとんどが親から譲られたものだからかも…)
単に柔らかものの方がが好きだからかもしれません。
けど!
この本に掲載されている作品は素晴らしいです。
ごく稀に面白半分で目を通す「分厚い高級着物雑誌」に掲載されている、
女優さんたちのフォトエッセイに、
『志村ふくみさんの…』という単語が出没するのを何度も目にして、
気になってはいましたが、いつまでも謎の存在でした。
綺麗な女優さんが纏っている着物が
「志村ふくみ」作品であることは容易に想像がつきましたが、
頭の中でイコールにならないんです。
それもそのはずだ…。
着物を生かすも殺すも着る人間次第なんですよ…。
衣桁にかけられた「志村ふくみ」作品の力は、
凄まじいものがありました。
「綺麗!!」
「素敵!!」
でも…これ…誰が着こなせるんだろう…。
着物だけが浮いてしまったり、逆に着ている人だけが浮いてしまったり。
おおお…着物ってなんだか恐ろしいわあ…。
そんな本でした。
篝火―続 織と文 篝火―続 織と文
志村 ふくみ (2004/04)
求龍堂

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題名のとおり、「染めと織り」を生業としている方たちを訪ねています。
日本各地でつくられている布たちが、どのような人の手で、
どのようにつくられているのかが分かり、とても興味深いです。
もうある種の物語ですよ。
染めと織りと祈り 染めと織りと祈り
立松 和平 (2000/03)
アスペクト

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以前読んだことがあったのですが、もう一度読み返したくなった本です。
焦げ茶の訪問着が素敵でした。
あとは紅型。
着物の本って、読み返すたびに気になるところが違う気がします。
発見の繰り返し。
「この熱意がよそにも注がれればいいんだけどねぇ」
学生時代からことあるごとに言われた台詞。
熱意のない生活よりはよっぽどいいと思うんだけどー。
檀流きものみち 檀流きものみち
檀 ふみ (2001/09)
世界文化社

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