ニホンビジュツって、こんなふうにちょっと「通」っぽい人が語ってる、
というイメージがなんとなくあるような気がします。
「すばらしい…この曜変天目は宇宙を感じさせますね…」
なんて唸るのは、私じゃなくて茶人とかいう人たちでしょ?
いえいえ、この本を見ると、くるりと世界が変わりますよ。
「この絵の色、言われてみるとおいしそう」
「変な兜!これかぶって戦ってたなんて、超おもしろい」
「漆御殿って、確かにチョコレートとしか言いようがないかも」
あー、こんな風にニホンビジュツを語ってもいいんだー、とウキウキしてきます。
なにしろ対談のタイトルが「物見遊山で美術館に行こう」ですから。
仏像やら屏風やら、ニホンビジュツって身近にないぶん
「勿体無い」「有難い」ものになってる気がします。
よくわかんないうちに「敷居が高いもの」と認識していたニホンビジュツを、
思いっきり遊んでみようじゃないの!
この本を読むと、美術館に「遊びに行きたく」なりますよ。
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ちなみに私、
「テーマパークでデート」よりも「美術館でデート」の方が何万倍も楽しいと思っています。
(実際、テーマパークに行きたいと思った記憶がほとんどない…)
「へー、こんな感じのクッキリハッキリした絵が好きなんだー…」
「なに…?ずっと須恵器の前で止まってる…須恵器…」
「銅版画に釘付け…。実は繊細っ子?」
みたいな感じで、仲良しだから大体の趣味や嗜好は知ってるもん、と思っている人の、
意外な一面を垣間見ることができるかもしれませんよ。
今までで一番おもしろかった美術館体験は、友人3人で行った現代美術館。
「わーい!おもしろーい!」とグルグル動き回って眺める私と、
「うん、うん、面白いね」と1つずつきちんと順番に眺める真面目な友人K(観光案内役だった)、
「こういうのぜんぜん興味ないから外のソファで寝て待ってる」という友人L。
ちなみに上から、「B・A・AB」。
出身地が全員違うとかいうのを差し引いても、性格出すぎだろ(笑)。
友人Lはほんとうに徹底していて、
歴史的建造物も「姿子ちゃんひとりで見てき。私、外で待っとう」こんな調子。
でも、「こういうのが好きな人がいる」というのは理解しているようなので、
ほんとに面白いったらありません。
でも、ジブリショップでは大はしゃぎで、私と立場が逆転するという(笑)。
「おっきいネコバスがあると!!乗りたい〜…大人が乗ってもいいとかいな…」
「だいじょうぶだいじょうぶ、私が写真撮ってあげるから、ホラ!行っといで!」って。




